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2019-11

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赤石岳

4日目。
早朝、風の音、雨の音が凄い。9時までは、天候が持つかと思ったが、既に風雨が凄い。
ザックの中の荷物は、ビニール袋で全て包む。ザックもカバーをつける。完全装備。カメラも諦めてザックの中にしまいこむ。
朝食は出来るだけ多く取る。あきらめてもう一泊する人もいる。
我々は、赤石小屋まで行く。南アルプスは、小屋と小屋の距離が長い。百間洞山の小屋からは、赤石小屋(標準タイム5時間45分)か引き返して、聖平小屋に行くしかない。

完全装備して、5時20分出発。風が凄い。赤石岳(3120m)まで標高差700m位。
昨日赤石岳からきた方に聞いたら、稜線に出ると風が凄いよと注意された。また赤石岳を過ぎた下りは雨が降ると滑って危険と聞く。
Imさんの指示で、私が前に行く。
直ぐに森林限界を超えて稜線に出る。凄い風。前かがみで足元だけ見て一歩一歩確実に歩く。雨も結構降っているが、更に激しくなるという予報。これ以上激しくなったら、厳しい。
ようやく百間平(2782m)に着く。標高差300m位登った。
5人組の女性のパーティに途中抜かれる。かなり速いペースで確実に歩いている。ベテランぞろいかな。

百間平は、気持ちよい平坦な歩きが続く。ここでは、風も弱い。雨がらみの霧で、何も見えないが、晴れていたら、素晴しいだろう。
馬の背の尾根歩き。風が途端に強くなる。
途中の休息時にImさんから手袋を借りる。手袋は持ってきていたが、うっかりザックの奥に入れてしまった。Imさんから冷え込むので、肌は出来るだけ覆ったほうが良いと言われる。首に手拭を巻いて、雨風の吹込みを防ぐ。
ザックの防水は完全だったが、雨具は、古いので防水があまり利かない。腹側のシャツはべしょべしょ。背中はザックに守られて濡れていない。靴も水が入り込んで、くちゃくちゃいう。靴は古いので次は買い換えよう。
45分ごとの休憩も、立って休むのみ。水を飲むのがやっと。

大斜面のトラバースに入る。岩ごろごろに急坂が続く。ガレとザレ。苦手だなあ。前方に5人組の女性パーティが見える。
やっと上り終えて、赤石岳避難小屋に入る。
ここでお湯でも沸かしてコーヒーを飲む予定だったが、人がどんどん入ってきて、満杯。それどころではない。
私は、雨具の帽子を紐で止めていたのがこんぐらがって取れず、何度もほどこうとするが取れない。とうとう根をあげてImさんに頼む。Imさんも悪戦苦闘してるが取れない。隣に座っていた5人組の女性の一人が、ちょっと見せて御覧なさいと言って、あっと言う間にほどいてしまう。魔法のようでお礼を何度も言う。他の女性も、こうすればほどけるのにと思ったが、遠慮してみてたのよと言う。女性から、家では、何でも奥さんにやってもらっているんでしょう。帰ったら、奥さんに感謝しなさいと言われてしまった。ごもっとも。
Imさんが無理でも食事しようと言うので、小屋で作ってもらった握り飯を無理無理流しこむ。
段々、酷くなるから、早く出発したほうが良いと言う声に促されて、出発。

直ぐに頂上に着く。赤石岳(3120m)。日本で7番目の高峰。3時間45分かかる。標準タイムは3時間5分だが、風雨の中だからまずまずのペース。
風雨が強くて、一瞬立ち止まるだけ。
これからの下りは、滑るといわれているので慎重に降りる。お花畑が風になびいているが、ゆっくり見る余裕はない。
途中、ガイドに率いられるおばさんパーティを追い越す。おばさんから韓国の方と聞かれてびっくり。何故?

休憩時間に唯一撮った写真。霧の中に雪渓が見える。
IMG_6538ertert.jpg
休憩したくらいだから、ここは良い場所。
IMG_6540dfs.jpg
花も風に吹き飛ばされそう。
IMG_6541ret.jpg
カメラがあっと言う間に濡れてしまう。Imさんに壊れますよと注意され、あわてて、拭って仕舞う。

トラバースが続き、ガレとザレに注意して歩く。滑落しないようにと祈りながら歩く。
雨がそれ程、激しくならないのが救い。
富士見平(2701m)に到着。Imさんがそれ程ではなかったねと言う。
ところが、安心したせいではないが、脚が前に進まなくなる。がっくりペースが落ちる。どうも5時間を越えるとペースが極端に落ちる。スタミナ切れ。

赤石小屋にようよう到着。12時5分。6時間45分。標準タイム5時間45分だから、風雨の中では、まずまずだろう。

赤石小屋は、雨で避難してくる人たちで満員。
入り口のストーブのある乾燥室らしきところは、雨具が一杯つるしてある。私も雨具をつるす。
ガイドのおじさんらしき人が、パーティのメンバの雨具を拭いてしまっている。乾かしても明日は、また濡れるのだから、これで十分ですよと言っている。

休む場所は、二階の暗いところ。どんどん人が入ってくる。濡れたシャツや上着を乾かす。もう着替えがない。二度着替えているが、乾かしてもう一度着るしかない。
Imさんは上着を着っぱなしで、ストーブで乾かしている。Imさんの雨具は新品で、雨がしみ込まなかったようだ。
Imさんに言われて、ぐしょぬれの靴をストーブの側で、乾かす。
Imさんが残した昼食用の握り飯を食べようと言う。無理無理詰め込んだが、最後の一つは食べれず、Imさんに食べてもらう。

やっと落ち着く。
二階は暗いので、下に降りて、ストーブの周りで手袋や帽子を乾かす。おばさんたちのパーティと談笑。話が面白そうで、もっと話したかったが、疲労困憊で、程ほどに引き上げる。おばさんたちは、元気だなあ。
Imさんから、一時はどうなるかと思ったと言われてしまう。雨があれ以上強くならなくて良かったとも。

食事まで、二階でうとうと。

食事。お替り可能で、御飯は少なめによそってある。それでもそれを食べるのがやっと。食欲ない。
もうすることもないので、下にいたり上に上がったり、うろうろ。
旅行社のパーティや女性だけのパーティが多い。夫婦連れも多い。にぎやか。男だけのパーティは我々くらい?男は単独行が多い。ウィークデーなので圧倒的に、リタイヤ組。男は辞めると群れるのが下手。

トイレが外なので、トイレと歯磨きを傘をさした中で行う。

就眠。寝袋の中は暑く、下着だけで眠る。疲れていたのであっと言う間に寝る。
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