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2020-08

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大門通信句会選評

大門通信句会の選評が三四郎さんより送られてきた。兼題は秋の七草、酒。
先日の吟行でも調子が良くなかったが、やはり調子が良くない。苦吟する時間が足りないかも。
女郎花参道脇にゆらり立ち  光
あゆか先生選:字ずらからするとなにか不思議な感じのする句。
遊介さん選:上五の女郎花と中七の参道が意味ありげで想像を掻き立てます。さらに上五と下五が響き合ってよいです。⇒女郎花は黄色くて背が高い。風に揺れると寂しげな感じがするので、それを詠いたかった。
看板に獣注意や萩の里  光
勝山さん選:秋の里山の風情が強く感じられる句。
三四郎さん選:猛々しい獣と萩の異質の取り合わせが新鮮。
小雪先生次点:「獣注意」は具体的な動物にするともっと想像がふくらみます。熊とか猪とか狸とか。「看板の猪に注意や萩の里」とか。⇒獣注意で熊の絵が描いてあったりする。この頃、よく見かける。
早立ちやストック濡れし芒原  光
小雪先生次点:露に濡れつつ行く山道。気持ちのよい朝でしょうね。ただ、切れが2か所あって意味が伝わりにくいので、「早立ちにストック濡れて芒原」とかに。
別荘の萩の盛りに主去りぬ  光
小雪先生次点:「主(ぬし)去りぬ」より「主(あるじ)去り」のほうが余韻があるような。
芒野やトランペットの音流れ  光
特選の句。
ほんとうは火の性ならむ酔芙蓉  あゆか(先生)
さらさん特選:外見はさほどに見えませんが、内に秘めものは激しいものを持つ女性を想像しました。
蒼月さん選:作者は女性でしょうか。いや絶対女性ですね。こういう色っぽい句が好きです。
はなさん選:触ったらしぼんでしまいそうな芙蓉にも火のように激しい気質があるのよ、と、何か熱いものを感じます。
三四郎さん選:酒に酔った楊貴妃にたとえられたともいう酔芙蓉。紅色は火の色だったのか。
かさ高の秋草括り百花園  遊介
あゆか先生特選:かさ高の表現にどの秋草にも勢いを感じさせる。
三四郎さん選:これぞ吟行句。きれいとか美しいとか言わないで「かさ高」で植物園の有様が出た。
小雪先生次点:本当にそうでしょうね。
残照のスカイツリーや花芒  三四郎
あかねさん特選:新しい建物と花芒の取り合わせが良いです。残照もとても綺麗なのだと思いました。
勝山さん選:夕日を受けてスカイツリーも芒も美しい。
あゆか先生選:異物な建物もいつしか東京の空や秋草に馴染み遠近感が良くでています。
下りくれば膝笑ひけり沢桔梗  小雪(先生)
光特選:膝笑いと沢桔梗がぴったり情景にあっている。山を登るものにとってこういう句が詠みたい。
馬空さん選:下山の時の疲れた感じが良く表現できています。桔梗の下五も上手く遣っています。
勝山さん選:山を下ってきてホッとした気持ちが感じられる。
遊介さん次点:足元を注意しながら山を下ると足元には桔梗の花が咲いている。ほっとした安堵があります。膝ががくがくした痛みと花を見つけた嬉しい事が入り混じり、苦あれば楽あり。人生もこんなものかなぁと深く読みました。
酒強き家系なるなり子持鮎  小雪(先生)
遊介さん特選:親戚一同介してのにぎやかな集まりでしょうか、下五の子持鮎が効いています。鮎が抱える卵の数ほど一族には酒豪が勢ぞろい。豪快ですね。
蒼月さん選:子持鮎に惹かれてとりました。酒の肴にはいいんでしょうね。わたしは酒はだめですが、鮎は好きです。
はなさん選:子持ち鮎が家系にひびき面白い、生まれる前からお酒が強いと決まっているのですね。
母逝きて黙して濁酒あふる父  さら
蒼月さん特選:ありそうな風景かもしれませんが、心にぐっと来る句です。
まーゆさん選:お父さんの寂しさ見てまた寂しくなる気持ちがよくわかります。
老人は無料と言はれ女郎花  三四郎
勝山さん特選:無料だけれど、なんだかさみしい。女郎花の咲く植物園の入場代くらいは払うのになあ。
遊介さん選:向島百花園での体験句。上五の老人と下五の女郎花の対比が面白い。無料と言われても素直に喜べないかも。少々戸惑いもある微妙な心情が読めます。下五からしてこの老人は男性と断定したくなります。
小雪先生選:どこかさびしい、やるせない感じ。「女郎花」が効いている。その無料の園か何かは女郎花の咲いているような場所にあるんでしょうね。
寺の萩大きく揺れて風起こる  勝山
小雪先生特選:萩が大きく揺れて風が起こったことを知る。逆転の発想が面白かった。
三四郎さん疑問:理屈を言えば風が起こってから萩が揺れるのでは。あえて逆に言ったという解釈もなりたつが、さて?。
竹垣の結び目ほつれ萩の道  はな
馬空さん特選:秀逸な写生句です。結び目のほつれに気がついたのが、お手柄ですね。
三四郎さん特選:竹垣のほつれというすみっこに目をつけたことで、萩の道の野趣のある趣や土の道まで読者に想像させている。
光選:よく見てるなあと感心した。
あゆか先生選:観察がきいていますね。
小雪先生選:竹垣と萩はツキスギな感じもしますが、風情のあるその家のたたずまいがとてもいい雰囲気なので。
三日ほど雨降りやまず萩の宿  小雪(先生)
はなさん特選:三日も降りやまないにもかかわらず萩の宿をもってくることで、陰鬱にはならず美しくまとまっている。
さらさん選:萩が咲く頃は得てして天候が定まりません。その様がよく詠まれていると思いました、また〈愛されていること確か雪の宿-楠本憲吉〉と相通じるものがあると思いました。ちなみに雪の宿の句はうろ覚えで正しくないかも知れません。
蒼月さん選:萩と雨の取り合わせがいい。情景が浮かびます。
三四郎さん選:萩が評判の宿に三日逗留ですか。誰と?と突っ込みたくなりますがそれはやぼですね。しっとりとした情緒がいいです。

接骨医に行く。1日から南アルプス登山なので、捻挫したところを見てもらう。
既に痛みは取れているが、なんとなく下り坂は不安。テーピングをして貰い、針を打つ。
近所の彼岸花。
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はなぞのつくばねうつぎ(花園衝羽根空木)。
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矢上川には小さな鯉が群れている。成長した鯉の姿が見えないのは不思議。
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トレニア。
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ヒャクニチソウ(百日草)。
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夜、Sさんと一緒にSj夫妻と会食。
Sjさんの奥さんに合わせて欲しいと頼んだら、Sさん同伴でと言われる。「うさぎや」で美味しい魚を食べながら談笑。奥さんにこんにゃくのお土産を貰う。お酒は明後日の南アルプス登山のことを考え、控えめにする。
Sさんは楽しそうに良く話す。映画の話、沖縄の話、山形の話、鯉の話、仕事の話など。奥さんが家事などSjさんがさも自分でするようなことを言うと聞いて、爆笑。
楽しい2時間あまりを過ごす。
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