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2020-08

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狂言

Sさんと伝々の会主催の「横浜狂言堂鑑賞会」に出かける。当初、Sさんは都合がつかず行かない予定だったが、チケットが1枚余ったので何とかやりくりしてもらう。
横浜能楽堂は、つい先日音楽堂に演奏会を聴きに行った直ぐ近く。やたらと暑い。汗だらだら。夏が戻ってきた。
入口にUy会長が受付をしている。挨拶して中に入ると、隣が大門句会のKoさんだった。
Sさんによると旧染井能舞台を復原したものだそうだ。正面の松が昔のまま。
IMG_8022sad.jpg
「この舞台は明治8年(1875年)東京・根岸の旧加賀藩主前田斉泰邸に建てられ、後に東京・染井の松平頼寿邸に移築されて昭和40年まで広く利用されてきた。関東地方現存最古の舞台で、全国的に見ても8番目に古く、建築史上、能楽史上貴重なもの。」
狂言「粟田口」(大蔵流)
シテ(大名)山本東次郎 アド(太郎冠者)山本凛太郎 アド(通りの者)山本則孝
「世間では粟田口比べが大流行。そこで大名は、太郎冠者に都まで粟田口を求めに行かせる。粟田口とは刀の事。ところが、粟田口がどのようなものか知らない太郎冠者は、水破にだまされ、水破を粟田口と思い込んでしまう。
家に帰ると、大名は、粟田口のことを書いた巻き物を取り出し、書いてある事と水破を比べる。 「刃は強いか」と聞くと「岩石をかみ砕くほど歯は強い」と答えたり、「実は古いか」と聞かれると「今まで風呂に入った事がないので古い」と答えたり、「銘はあるか」と聞くと「姪が二人いる」と、ものの見事に答えるので、すっかり信用してしまう。さらに、粟田口に住んでいる人はみな粟田口と呼ばれ、自分の本名は藤間之丞であることを明かす。早速、大名は粟田口くらべに行きますが、新しい物好きのこの大名。道すがら粟田口の名前を呼びながら歩いていく。「粟田口」「お前に」「藤間之丞」「これに候」と、打てば響く応答に楽しくなった大名は、太刀を粟田口に持たせ、心も体も軽くして粟田口を呼ぶ。ところが、粟田口は答えない。ここが潮時と見た水破は、太刀をもってさっさと逃げてしまう。そうとは知らない大名はそこらじゅうを探すが、水破にだまされた事に気づき、悲しく帰っていく。」
狂言「柿山伏」(大蔵流)
シテ(山伏)山本則秀 アド(柿主)山本則孝
「腹をすかした山伏が柿を盗んで食っているところを柿の木の持ち主に見咎められ、腹いせにいたずらを仕掛けられる。持ち主が山伏をカラスに見えるといえば山伏はカラスの真似をし、猿に見えるといえば猿のマネをし、犬に見えるといえば犬のマネをしているうち、鳥のマネをして飛んだところを木から落ちて大怪我をする。
山伏は柿泥棒のくせに、最後には開き直り、怪我をしたことの落とし前を持ち主にせまるといったずうずうしさを発揮する。」
最初はべとつく汗が気になったり、眠気が襲ったりしたが、次第に舞台に引き込まれる。
大名の東次郎さんは老齢にもかかわらず、舞台を飛び回って大変。身の軽いのに驚く。
柿山伏は、おかしくてSさんと一緒に大笑い。
終わったあと、山本東次郎さんのお話がある。粟田口と柿山伏を分かりやすく解説。狂言はクライマックスはないそうだ。人間の愚かしさを暖かく笑いの中で表現する。
質問を受け付ける。小学校の公演は今もしてるかと言うのに対して、今も行っている。教科書に「柿山伏」が取り上げられている。某小学校の修学旅行にディズニーランドの代わりに狂言を見に来てくれて、随分感謝された。
分かりやすい言葉について。発声は腹式呼吸で、はっきり発音する。謡の発声が基本となっている。言葉が始まりと教えられた。
小学生から、学校で狂言を読んでいるが、どういうふうに読めばよいのかと質問があり、拍手。最初と最後の言葉をはっきり発音すること。言葉の二語目にアクセントをおくなど。
最後に謡と踊りで幕。Sさんと東次郎さんの話が良かったわねと。
終わったあと、伝々の会のメンバーのWtさんが蝶々の会の仲間である東次郎さんと写真を撮ってくれるという。Sさんもびっくり。東次郎さんが現れ、Wtさんと蝶の話をしている。アラスカに蝶を見に行ったそうだ。蝶は南極大陸以外にはどこでもいる。私のカメラで記念撮影をさせてもらう。
伝々の会は、これから会食だが、Sさんは用事があり、帰る。
メンバー8人で始まる。わいわい楽しく談笑。今後の伝々の会の出し物について話し合う。私は前回参加できなかった競馬鑑賞をやって欲しいとお願い。他に句会、自衛隊見学、歴史博物館見学などの案が出る。Kwさんが暦博の関係者で詳しく話を聞く。個人的にも行ってみたい。いろんな方が居て会話も楽しい。焼酎をいささか飲みすぎた。
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