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2019-11

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古屏風遊女も少し黄ばみおり

12月4日。
歯の被せ物が取れてしまったので、歯医者に行く。
帰り道に少し散策する。
蔦の紅葉。
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南天。
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銀杏。
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ドウダンツツジの紅葉。
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ハナヒョウタンボクの実かなあ。
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帰って、大門句会勉強会その265の三四郎さんの句評を見る。
兼題は糸さん出題の「屏風」。

◇光

古屏風遊女も少し黄ばみおり

絵屏風の虎と添い寝の山の宿

⇒浮世絵風に花魁や禿が描かれている屏風です。遊女が黄ばんでいるという表現が上手いですねえ。退色しているのでしょうがあわれを感じます。

水墨画でしょうか。虎が描かれた屏風のある宿の一夜。「添い寝」という一語をよく見つけました。

今回の光さんの句はいままでで一番の傑作だと思います。俳句開眼!

:こんなに褒められたのは初めて。参ったなあ。

前句は、泊った宿の屏風が薄汚れていたことを思い出して詠んだ。

後句は、虎の屏風を見たことがあり、それを思い出しつつ詠んだ。

勝山さん選。

絵屏風の虎と添い寝の山の宿

屏風のある静かな宿の一人寝のわびしさが伝わる。

蒼月さん選。

古屏風遊女も少し黄ばみおり

 屏風が黄ばんでいるのではなく、遊女が黄ばんでいる。それも少しだけ。屏風がリアルに目に浮かぶ。 

絵屏風の虎と添い寝の山の宿
虎と添い寝とは屏風ならでは。虎も出そうな山の宿の一夜。

遊介さん選。

古屏風遊女も少し黄ばみおり

⇒ 古屏風とあるのですから、屏風が黄ばんでいるのは想像できます。

そこに描かれたいた絵(遊女)もまた黄ばんでいる所に目線がいったのは見事です。

糸さん選。

古屏風遊女も少し黄ばみおり

・・・屏風と共に、遊女も一緒に黄ばんできたというところいいですね。そういうところに目の付けられたユニークな句ですね。        

絵屏風の虎と添い寝の山の宿

・・・虎と添い寝?びっくりですが、絵屏風の虎さんととは、こちらもユニークです、発想が素敵です。

野里子さん選。

古屏風遊女も少し黄ばみおり
→年代物です。屏風に遊女の取り合わせがいいですね。
馬空さん選。

絵屏風の虎と添い寝の山の宿

屏風の虎に意外性が、有ります。

私の選句。

◇野里子

金屏へピアノごろごろ押され来て

⇒演奏会の準備風景ですね。屏風の金とピアノの黒の対比があざやか。

:ピアノころころは良く目にしますが、金屏と結びつけたのはさすが。

◇馬空

屏風背に祝の膳や七五三

⇒ちゃんとした料亭の座敷でしょうか。七五三にはちょっとアンマッチな気もしますが田舎などにはこういうご家庭もあるのでしょう。緊張している子供が見えます。

:母の実家ではありそうなこと。

◇糸

龍もゐてノアの方舟屏風の絵

⇒東洋の調度の屏風に旧約聖書のノアの方舟とは珍しいですね。あらゆる動物を乗せたノアの方舟ですから龍も画いたのでしょう。この辺が東洋らしい。

:龍もいるノアの箱舟と言う発想が面白い。

◇遊介

家元を名乗るかっぽれ金屏風

⇒お座敷でかっぽれの鑑賞。日本舞踊ではなくかっぽれというのが楽しいですね。しかも家元。俳句では促音「っ」は大文字で「つ」。

:かっぽれとは意外な着眼点です。

◇勝山

屏風絵の塗り残されて松の雪

⇒余白の白で雪を表す。日本画の技法ですね。実際は塗り残された部分ですがちゃんと雪に見えるところが技です。

:眼に浮かぶよう。

◇三四郎

宴果てて屏風の陰に忘れもの

:ありそうなこと。これからは注意しなくちゃ。

 

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