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涼しくなってきた
Sさんと買い物
スーパーの安売り競う葡萄かな 長月
葡萄房二人で分けて五十年
昼飯を抜いて葡萄を頬張りぬ
⇒葡萄のひと房を二人で一緒につまんでいる。五十年こうしてきた。これからも。
デザートではなく昼飯の代わりに葡萄ですか。お腹がすいていなかったのかな。
:Sさんとの仲良しこよしを詠んだ。
葡萄大好きで昼飯を抜いて食べるとお腹が空いていて美味さが格別。
◇長月
行き止りテラスの棚に葡萄あり
スーパーの安売り競う葡萄かな
⇒レストランのテラスか個人のお宅かわかりませんが突き当りに葡萄棚があった。販売用ではなく栽培してときどき収穫を楽しんでいるのでしょう。
葡萄がスーパーの特売品ですか。意外。今年はコロナの影響で葡萄刈の客が減って余った葡萄が流れてきているのかも。
野里子さん選句。
スーパーの安売り競う葡萄かな
→葡萄が安売りになっているのは珍しいですが、消費者には嬉しい限り。食べきれなければ冷凍にして。
蒼月さん選句。
スーパーの安売り競う葡萄かな
⇒今年の葡萄は安売りというより種類の多さに驚かされる。シャインマスカット、巨峰、ピオーネ、黄玉、などなど、昔ながらのデラウエアなどは棚の片隅に追いやられている。しかも大きさによっていろいろな値付けがされていて、ものによってはお買い得とか書いてある。これを比較しながら品定めしているといくら時間があっても足りない。(笑)
庭のホトトギス。
カタバミ。
サルビアカラティニカ
コムラサキシキブ。
百日紅。
デュランタ。
ヤブラン。
「寅次郎かもめ歌」を見る。
「キャンディーズ解散後の伊藤蘭が女優として本格復帰を果たした第26作。父親代わりとして奮闘する寅さんを筆頭に、登場人物たちがマドンナの成長を温かく見守る。夜間学校というモチーフとマドンナ伊藤蘭の好演により、作品全体が優しいまなざしに満ちあふれ、派手さはないが根強いファンを持つ作品である。」
夜間学校の温かい雰囲気が出ている。教師役の松村達雄の味のある演技が光っていた。
Sさん誕生日
慶応ー東大3-0勝利
井田から蟹ヶ谷
小雨小寒い
白露を身にまといたる六地蔵
◇光
精霊の宿る大樹の白露かな
白露を身にまといたる六地蔵
⇒大樹の白露がわかりにくい。大樹は年中ありますから季節感を感じる要素はない。それともこれも露のことですか。
後句は白露(しらつゆ)ですね。六地蔵に白く露が降りている。いかにも路傍の地蔵様です。
遊介さん選句。
白露を身にまといたる六地蔵
→無言の六地蔵が季節の移り変わりを身にまとう。美しい日本の風景です。
:大樹は精霊が宿っていると信じている。季節感がなかったかな。
六地蔵に朝早くに行くと白露が下りている。それを纏っているように見える。
◇長月
藪蘭の細き葉の奥白露かな
白露落ち紫式部しだれけり
⇒どちらも「はくろ」と読ませていますが「しらつゆ」のことですね。白露(はくろ)を国語辞典でひくと「しらつゆ」と出てきますが歳時記では別の季語です。
藪蘭の奥に露が降りていた。
紫式部の紫色の実がしとどに露に濡れているのでしょう。きれいですね。ただ、紫式部も晩秋の季語です。
庭のミニバラ。
トラノオ。
百日紅。
コバノランタナ。
ムベの実。
チェリーセージ。
ヤブラン。
ホトトギス。
「探偵はBARにいる2」を見る。
「大泉洋主演で東直己の小説を映画化して人気を博した「探偵はBARにいる」(2011)のシリーズ第2作。札幌・ススキノの探偵(大泉洋)と相棒兼運転手の高田(松田龍平)は、相も変わらず危ない仕事で日銭を稼ぐ日々を送っていた。そんなある日、友人だったオカマのマサコちゃん(ゴリ)が殺害される事件が発生。警察の捜査は遅々として進まず、探偵が独自に調査を始めるが、事件の背後にカリスマ政治家(渡部篤郎)の影がちらつく。やがてマサコちゃんが熱狂的ファンだった美人バイオリニストの弓子(尾野真千子)が現れ、探偵に事件の真相を暴くよう依頼する。」
Sさんは尾野真千子のファン。演技が上手いと言う。
「パリよ、永遠に」を見る。
「ナチス・ドイツ占領下のパリで、パリ防衛司令官コルティッツ(ニエル・アレストリュプ)は、アドルフ・ヒトラーの命を受け、ノートルダム大聖堂などの世界的な建築物を破壊する計画を立てていた。スウェーデン総領事のノルドリンク(アンドレ・デュソリエ)は、破壊を止めさせようとコルティッツを訪問する。」
実話にもとずいている。同じ内容の「パリは燃えているか」も以前に見た。
涼しくなった
TENET
ベランダより
四季の森公園
来客
脚が痛い
学生への徴兵猶予もなくなり、戦争への参加が余儀なくされる中、慶應義塾塾長、小泉信三(石坂浩二)、「学徒出陣を前に最後にもう一度、学生に野球の試合をさせてやりたい」と考えて、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲(柄本明)に、最後の早慶戦を申し込むのであった……。
戦争に振り回されながらも、野球に青春をかけた若者たちを描く。」
渡辺大、柄本佑、山本圭、富司純子、藤田まこと、原田佳奈など。
金蔵寺
平安時代の貞観年間(859年~876年)に清和天皇の勅願により智証大師が創建したと伝えられる。
江戸時代には寛永寺の末寺として栄え、敷地面積は2万坪を誇る。徳川将軍家の庇護の元、江戸幕府初代と二代将軍である徳川家康、秀忠父子により梵鐘が寄進され現存している。」
金蔵寺山門。
水盤舎。
本堂と前の灯篭。木造性。
大数珠。お参りしながら回すとカチカチと大きな音がする。
六地蔵。
本堂の左側の裏手には、辨天堂。
弁財天、毘沙門天、大黒天を祀っているが、弁天堂の彫刻や絵画ががとても素晴らしい。
仏教の由来があらわされてると思うが知識不足。
3猿。
七福神。
お釈迦様誕生。
天女。
日吉権現。日吉の地の名前の元。
奥の院があるが登るのはやめる。
帰りの坂は思ったほどきつくなかった。
8779歩。
「戦争と人間 完結編」を見る。以前見たことはあるがすごい迫力で見入ってしまった。
「原作は、五味川純平の同名大河小説。三部作という大作の完結編で、監督は山本薩夫。脚本は第二部「愛と悲しみの山河」も担当した武田敦と山田信夫が務めた。日中関係が激化していく世の中で、その動乱に巻き込まれてゆく人々を映し出す。ノモンハン戦線のシーンはソ連軍の協力を得て撮影された。 昭和12年、日中関係は悪化の一途をたどり始めた。伍代家では長女の由紀子(浅丘ルリ子)が意に染まぬ結婚をした陰で、次女の順子(吉永小百合)は反戦運動に身を投じる標耕平(山本圭)と密かに結婚する。耕平は出兵、戦線へ送り出される中で日本軍の非道な行動を目の当りにし苦悩しながらも己の信念を貫いていく。次男の俊介(北大路欣也)は伍代の満州支社へ赴任するも、後にソ連戦線へ送り出されてゆく…。のちの太平洋戦争に繋がる時代を描いた一大スペクタクル。」
吉永小百合が初々しい。
ノモンハン事件の敗残兵となった俊介(北大路欣也)。
夜眠れなかった。
山道を道案内する秋茜
「月」 季語の中の季語。名月に限らず月の季語ならどれでも。
「秋簾」 簾名残
「とろろ汁」
「子規忌」 糸瓜忌、獺祭忌。9月19日。
「蜻蛉」 やんま
「葛」 葛の花も可
山道を道案内する秋茜 光
さら ◎山道を歩いていたら道案内のように秋茜が飛んでいる。まざまざと景が浮かびます。
遊介 △歩いていると蜻蛉は近くに寄って来たり、先導したり飛び回ります。まるで道案内をしているようです。
蒼月 △歩くたびに先を飛ぶあかとんぼは記憶にあります。掲句はなにかもうひとひねりあったらいいなと思うのですが。
糸 △素敵な道案内。
:さらさんに特選をいただいた。
なぜか不思議と山道を歩くと前を秋茜が道案内するようにずっと飛んでゆく。嬉しくて疲れもとんでしまう。
休業の古き張り紙秋簾 光
長月 ○コロナ禍でしょうか。
糸 ○古き張り紙とは、もうずっと占めているのだろうか?簾もだいぶもろけているし。
あゆか○後継ぎも無く年寄り二人で細々っとやって来たけどもう限界。
三四郎*ちょっと付きすぎ、というより休業の張り紙をしているのだから簾も片付けていませんか。
:長野方面の街道筋で古びた食堂の秋暖簾に黄ばんだ張り紙で休業と貼ってあった。寂しさと厳しさを感じた。
だみ声で話す親父のとろろ汁 光
あかね○年配の父上なのでしょうか、好きなとろろ汁をいただきながら話してる。家族の食事風景が見えます。
遊介 △焼き鳥屋でもだみ声の親父が居そうです。
:学生時代に旅行中にうらぶれた食堂に入ったらとろろ汁があったので頼んでみた。親父がだみ声ではいお待ちどうと言って持ってきたとろろ汁が意外にも美味かった。
夕暮れに佳人歩みし真葛原 光
野里子△ちょっと怖い感じもします。佳人とはどんな人でしょう。
あゆか△物語に出てきそうな。男性は騙されないように。
:実体験。暗くなりかかった人気のない真葛原を歩いていたら向こうから美しい人が現れてちょっとすれ違うのに怖かった。
名月やカメラに写る晴れの海 光
遊介 *晴れの海とは?「晴れ」が判りません。
三四郎*月が皓皓と光って海が遠くまで見渡せるということだろうけどそれは「晴れ」とは言わないのでは。
:月の海に名前がついている晴れの海の大部分は玄武岩に覆われている。少し舌足らずであった。
すり鉢に当たる音聞くとろろ汁 長月
夢路 ○すり鉢に擂粉木がこんこんと当たる低いリズミカルな音を聞くと、もう一回おかわりをしようと思った。おばさんおかわりお願いします。
糸 ○すり鉢に当たる音に注目されたところが面白い。どんどん美味しくなる音。
月見ればETも飛んだかあの夜空 長月
はな ○自転車の籠に乗ったETすぐにあの夜の月が浮かびました、音数ではなく、文字数なのですね。
三四郎*俳句の五七五の数え方は文字数ではなく音数です。ETは「イーティ」で3音ですから中七は字余り。
風吹くとかさかさ音す秋簾 長月
野里子△因果関係がありそう。こういうものでしょうが。
風強く葛の葉返り白く点 長月
蒼月 *風で葛の白い葉裏が見える。ただ、白く点という表現がよくわからなかった。遠くから見ると白い点のように見えるということでしょうか。
羽根止めて鋭い口の鬼やんま 長月
光と長月が選んだ特選句。
おんぶされ月どこまでもついて来る さら
光 ◎子供のころの記憶がよみがえってきた。月がいつも頭上にあった。
馬空 ○幼少の頃の思い出でしょうか。ひらがなの使い方が上手いですね。
野里子○口語調が何とも言えず、懐かしい。
蒼月 ○童謡のような句である。負われているとまわりの景色がよく見える。近景は動いていくのだが、月は動かずについてくる。不思議な感覚を持った記憶がある。
三四郎○谷内六郎的童話の世界。表記(ひらがな・口語)と内容がぴったりマッチしています。いっそ「来る」もひらがながよかった。
遊介 △どこもでもついて来るので、ちょっと怖いけれど大丈夫。だっておんぶされているから安心です。子供の心理でしょう
あかね△子供の頃の思い出でしょう。月はずっとついて来ていつの間にか寝てしまった。そんな子供の様子がとても自然で詩的な雰囲気を出してます。
重たげな地の熱帯びた月昇る 遊介
長月 ◎熱帯地方の暑さが良く出ている。
夢路 ○確かに昼間は40度の猛暑、夜は熱帯夜で、いつもは涼しげな月もその暑さを帯びているように動きとシェープが鈍く感じられた。
光 ○重たげな地の熱帯びたと言う表現が秀逸。
三四郎○熱帯地方の月というよりも猛烈な残暑の中の月の出を詠んだと思った。さわやかで涼し気なはずの月まで熱を帯びるようという意外性がよい。
糸 △月の赤味は地熱だったのですね。
あゆか△モンゴルの砂漠で見た異様と思える程赤い夕焼け、月の出は見ていませんが地熱を帯びた感じなのでしょうか。
あかね*こんな月を見たことあるので良い句だと思ったのですが、秋の月の爽やかさの方が良いのかと思い迷いました。
庭のノウゼンカヅラ。
タマスダレ。
ポンテテリア。
ピンクノサルビア。
「寅次郎春の夢」を見る。
「初の海外ロケを含む第24作は、日米失恋男の哀しみを涙と笑いで描くビタースイートな恋物語。映画前半は寅さんVSアメリカ人(マイケル・ジョーダン)のドタバタ喜劇、後半では叶わぬ恋に身を捧げる三枚目たちの哀しくも愛おしい奮闘努力が展開される。珍しく「女」として描かれるさくらなど、情感豊かな味わい深い恋愛作品。
マドンナは香川京子、林寛子」
「探偵物語」Sさんと面白くて最後まで見てしまった。
「 赤川次郎の同名小説を「戦国自衛隊」の鎌田敏夫が脚色し「俺っちのウェディング」の根岸吉太郎が監督した青春映画。殺人事件の調査を通じて少女が大人に成長していく姿を描く。薬師丸ひろ子と松田優作の「年の差」プラス「身長差」カップルが話題に。」
松田優作はうまい。若くして亡くしたのが惜しい。岸田今日子、秋川リサ、藤田進、財津一郎が共演。
矢上川下流の鳥たち
大坂なおみ選手全米OPテニス優勝
ラストの7試合目に、大坂選手は『Tamir Rice』の文字が入ったマスクを着用。おもちゃのエアガンで遊んでいたところを警官に撃たれた、12歳の少年の存在をアピールしました。」
大坂選手の人間性のすばらしさに拍手したい。全試合7枚用意したと言うところも凄い。
魚屋さん
西投手完封勝利。
やっと勝った
のんびり
慶応日吉キャンパス
注意書き残して燕帰りゆく
◇光
注意書き残して燕帰りゆく
帰燕舞う大海原の燕尾服
⇒この注意書きは「上に燕の巣があります。フンに注意して下さい」というようなものだろう。燕は去ったが注意書きはまだ残っている。
燕尾服はその名の通り裾が燕の尾に似ていることからそう呼ばれる正装。帰っていく燕が黒い尾を見せて海原を舞っている。
野里子さん選句。
注意書き残して燕帰りゆく
→最初は「注意書き」とは何だろうと思うのですが、帰燕で情景がわかりました。
来年への期待感も。
遊介さん選句。
帰燕舞う大海原の燕尾服
→ 帰る途中の燕の姿を読んだ一句。燕尾服ながらも舞いながら飛行する燕は面白い情景です。
勝山さん選句。
注意書き残して燕帰りゆく
人が書いた注意書きだが、燕が書き残していったように思える。
:駅舎に燕が巣を作ると優しい駅員さんがこの上に燕の巣がありますと言う注意書きの札をたてる。燕が帰ってもしばらくは立札が残っている。
燕は大海原を一羽で帰ることもあるそうだ。そんな雄大さを燕尾服に込めて見た。
◇長月
信濃町燕帰るは通院日
駅中の燕帰りて風吹きぬ
⇒燕が帰った日はたまたま通院日だったということだろうけど「信濃町」がわからない。燕を駅で見かけたのか。通院に行くために降りた駅なのか。
燕が駅の中に営巣しているになら田舎のドアもないような古い駅舎を想像します。そこからも燕がいなくなり吹く風はもう秋風だ。
:信濃町は慶応大学病院がある。
信濃町駅には燕の巣が多くある。
「オデッサファイル」を見る。
「『オデッサ・ファイル』(The Odessa File )は、イギリスの作家フレデリック・フォーサイスが書いたサスペンス・スリラー小説。 若いドイツ人記者と元ナチのための秘密組織「オデッサ」との間の暗闘を描く。処女作『ジャッカルの日』と並ぶイギリスの作家、フレデリック・フォーサイスの代表作。 タイトルは、西ドイツ司法省宛に1964年2月末、匿名の人物によって郵送で引き渡された、「オデッサ」の支援を受け海外逃亡した元親衛隊(SS)隊員達の、顔写真や詳細な所在などを記録したファイルの通称にちなむ。1974年に映画化された。ジョン・ボイド、マクシミリアン・シェル、マリア・シェル。」マリア・シェルが懐かしかった。
実話だそうだ。Sさんも見てなかったようですごい話ねという。
「TAXI2」を見る。
「スピード狂のタクシー運転手ダニエルは、恋人リリーの父親ベルティーノ将軍に気に入られ、VIP警護用特殊カー“コブラ”で日本から視察に来た防衛庁長官をパリまで送り届けるように、と依頼される。マルセイユ警察は“コブラ”の性能を長官にアピールしようと偽の襲撃隊を用意し、エミリアン刑事とペトラ刑事にその指揮を任せていたが、突如現れた謎の日本人グループに長官とペトラが連れ去られてしまう。サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル、マリオン・コティヤール、エマ・シェーベルイ」
スピード狂にはこたえられないだろう。マリオン・コティヤールは「ミッドナイト・イン・パリ」でも見た。