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西方寺
鎖場を見上げてみれば山躑躅
◇光
鎖場を見上げてみれば山躑躅
山頂の心地よき風山躑躅
⇒これから取り付こうとしている鎖場を見上げたらそのルートのそばには山躑躅が咲いていた。しばし見とれていた。
先ほどの道を上りきって山頂につけばここにも山躑躅。汗をかいた顔に風が気持ちいい。
蒼月さん選。
◇光
鎖場を見上げてみれば山躑躅
⇒岩だらけの鎖場を慎重に少しずつ登っていく。目の先は切り立った岩場だ。少し足を止め、上のほうに視線を移すと、薄赤い山躑躅が咲いていた。苦労して登ってきた甲斐があった。こういう瞬間があるから山登りは止められない。とわかったようなことを書いているが、こんな体験をしたのは随分昔のことである。せいぜい俳句で想像を膨らますとしよう。
勝山さん選。
◇光
鎖場を見上げてみれば山躑躅
鎖場をよじ登っているときに、ふと目に入った光景
きびしい岩場と可憐な山躑躅の対比が印象的です。
野里子さん選。
◇光
鎖場を見上げてみれば山躑躅
山頂の心地よき風山躑躅
→二句は頂上までの流れが良くわかり、ご褒美は、自然のままの山躑躅と風。
遊介さん選。
◇光
山頂の心地よき風山躑躅
→ 鎖場で見上げる躑躅より頂上を征服した幸福な気持ちで見たい山躑躅です。
:以前、春山で日常的に出会っていたことがまばゆく思い出される。
◇長月
石垣の下からのぞく赤躑躅
早朝の躑躅咲く庭薄明り
⇒石垣があってその上に躑躅の植え込みがあるのだろう。かなりの高さを想像した。
早朝だから薄明りは蛇足ですね。読者の想像にまかせてすべて説明しすぎないことです。
庭の紫蘭。Sさん撮影。
コデマリ。
アメリカンブルー。
キンレンカとチェリーセージ。
ムベの花とコバノランタナ。
ヒメオドリコソウ。雑草なのでSさんに抜かないようにお願いしてる。
日吉公園→ブレーメン通り→住吉神社
昭和58年には、この公園一帯の発掘調査が横浜市教育委員会によって行われました。
弥生時代後期から古墳時代前期につくられた竪穴式住居跡が6軒重なり合って発見され、およそ1800年前から1600年前の古代のムラが営まれていたことが明らかになりました。」
安らかにお休みなさい
日吉の丘公園
お参り
悲しい
興禅寺
鞦韆の立ち漕ぎ競う親子連れ
「春の夜」
「春愁」 愁思と対になる言葉。
「草餅」 蓬を搗きこんだ餅。
「蝶」
「鞦韆」 ぶらんこ、半仙戯。
「亀鳴く」
鞦韆の立ち漕ぎ競う親子連れ 光
さら ○きっと子は元気のよい男の子でしょう。親もまだ若いお父さんでしょう。至福のひとときです。
馬空 ○良く見かける景です。ちょっと微笑ましい感じが季語と調和しています。
野里子△なごやかな景で、ほほえましい。声が聞こえます。
:日吉公園で休日のたびによく見かける。
春愁や薬飲むのをまた忘れ 光
野里子○物憂い感じがよく表現されていて、実感です。決められた薬は忘れずに飲みましょう。
遊介 △季語のもつ情緒とはかけ離れた現実。「あれあれ、また薬を飲み忘れた!」と 自嘲する作者。季語との大きなギャップが面白い。
さら △物思いにふけっていていつもの薬を飲み忘れた。春は思い出すことも多い。
:薬はSさんに朝晩揃えてもらっているがそれでも忘れてしまう。
春の夜やつい深爪をしてしまい 光
野里子○ついつい考え事をしてしまった。想い人のことかもしれない。夜爪は危ないので止められていましたが。
:爪切りは苦手。痺れが来てからはSさんにお願いしてる。
コロナにて人気無き街蝶が舞う 光
遊介 △時世の一句。この蝶は夜の蝶でしょうか?
:夜の蝶とは思わなかった。
草餅の蓬を祖母と摘みし頃 光
:Sさんに季重なりと言われていた。
もう一度鞦韆押せと孫せがみ 長月
野里子△「ぶらんこ」とした方が良いかもしれません。
遊介 △微笑ましい孫とじじばばの景。「鞦韆」より「ふらここ」の方がよいと思います。
見上げればスーパームーンや春の夜 長月
野里子*中八になっていますね。
もん黄蝶早くも飛びて陽の光 長月
ガラパゴスぞう亀鳴くと待つ夫 長月
熱々に草餅焼いて香り良し 長月
選んだ特選句。
ぶらんこを漕ぐやかの日のかの少女 あゆか
光 ◎思い出の幼き日々光景が目に浮かぶ。
夢路 ○何処にでも、マドンナと呼ばれる少女がいましたね。横のブランコが空くのを待ちました。
三四郎○ぶらんこを漕いでいたあの子のひるがえるスカートが眩しかった。
白蝶は躊躇う様に葉に留まり 遊介
長月 ◎蝶独特の飛び方の捉え方と白と葉の緑の取り合わせが良い。
部屋の胡蝶蘭。
シンビジューム。
豪雨
川井綾子/"月の光"って聴こえるの? Beethoven, Ravel, Debussy トークコンサート
フランク/前奏曲、コラールとフーガ/演奏:川井 綾子
ショパン/エチュード集(練習曲集) 第3番 ホ長調 「別れの曲」 ,Op.10
ドビュッシー/ピアノのために 1.プレリュード/演奏:川井綾子
ドビュッシー/ピアノのために 2.サラバンド/演奏:川井綾子
ドビュッシー/ピアノのために 3.トッカータ/演奏:川井綾子
薬
TV録画とyou tube
シリーズ杜の響き vol.41
森麻季ソプラノリサイタルよりの写真。
慶応義塾大学日吉キャンパス
Line メール 電話
電話で診察。
サイレントスイッチがオンだった
杣道を迷いて着きし山葵沢
◇光
杣道を迷いて着きし山葵沢
握り寿司つんと鼻つく本山葵
⇒杣道は樵の通る狭い山道。そこを迷いながら行った先に山葵沢があった。栽培しているのならもっとしっかりした道があるはずなのでここは自生地か。
本山葵の「本」とはどういう意味だろう。西洋わさびに対して日本固有という意味。チューブなどに入ったわさびに対してすりおりした山葵という意味。いずれにしても辛味が違う。
遊介さん選。
杣道を迷いて着きし山葵沢
→ 沢に自生する山葵です。どれほど作者は杣道を彷徨ったのでしょうか。
:以前、一人歩きの山道を歩いているとき、間違えて杣道に入り込んでかなりさまよったら山葵沢についてほっとしたことがある。そこから普通の道に出ることができた。
本山葵「ワサビの名が付く近縁な植物としてセイヨウワサビがあるが、加工品の粉ワサビやチューブ入り練りワサビなどでは、原材料にセイヨウワサビのみを使用したり、両方を使っていたりするため、日本原産のワサビを本わさびと呼び、これを使ったものを高級品として区別していることが多い。」
◇長月
晩酌のつまみいそいそ山葵出し
山葵田の清水流れて葉のさやか
⇒夫婦の晩酌でしょう。わさびのお浸しかわさび漬けをいそいそと。
清冽な流れに山葵の葉の明るい緑が日に輝いている。
はなさん選。
山葵田の清水流れて葉のさやか
山葵田の周りは空気まで浄化されているよう。
阪神タイガースどうにかしてください。