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浜松のおじさん来たり福笑
◇長月
孫来たり老いたる夫と福笑
福笑い勘三郎の声聞こゆ
⇒子供が孫をつれてやってきた。みんな一緒に福笑。にぎやかな正月になった。ただ、「孫来たり」と終止形で切らないで「孫の来てじじと一緒に福笑」とするのも一考です。
十八代目中村勘三郎なら数年前に亡くなりましたよね。その声がどこから聞こえるのでしょうか。テレビで昔の舞台を放映しているのでしょうか。福笑いとの関連もわかりにくい。
遊介さん選。
孫来たり老いたる夫と福笑
→ 福笑いには年齢制限などありません。老若男女問わず楽しめる、正月の一家団欒です。
:長月さんコメント。勘三郎はおかめやひょっとこの面をかぶった芝居をよくしていた。それを福笑いと連想して詠んだ。
◇光
亡き父母と大笑いした福笑
浜松のおじさん来たり福笑
⇒福笑と言えば子供のころ家族でやった楽しい思い出がある。まだ父母も健在だった。
親戚のおじさんですか。どこのおじさんでもいいですが浜松がなんとなくおかしい。
遊介さん選。
浜松のおじさん来たり福笑
→ 浜松のおじさんのお顔を想像してしまいます。
蒼月さん選。
浜松のおじさん来たり福笑
⇒仕事で一時期住んだことがあるので浜松には親近感が沸く。浜松というと本田宗一郎が有名なので、浜松のおじさんというと、なにか産業界で活躍された方なのかと想像もしてしまう。そんなおじさんがお年玉を持ってやってきて、福笑いに興じている様は微笑ましい。子供のころは、住んでいる場所で川口のおじさんとか川越のおじさんとか言っていた。近年は少子化でおじさんの数が減っているので住まいで区別する必要がなくなっているのかもしれない。
:福笑いは子供のころ、祖父母父母と大笑いしながら行った。
浜松のおじさんは祖父のいとこかまたいとこで行商人だった。正月にやってきては、福笑いに興じたりした。祖母の評判は良くなかったが子供心に面白いおじさんだなあという記憶がある。
我が家は昔貝塚のあったところなので、家を建てるときは、大量の貝と土器が出土した。母がそれを丁寧に復元していた。写真は弥生式土器だが、縄文式土器は大学の先生が持って行ってしまった。