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あつあつの粥に一菜白子干
◇光
酢の物の白子干なり宿の膳
あつあつの粥に一菜白子干
⇒わかめやきゅうりと一緒に合えた酢の物でしょうか。それともポン酢味の白子干かも知れません。海が近い宿が想像できます。
熱い粥におかずは白子干。風邪のときの食事のようですがこういうシンプルな朝食も美味しい。
馬空さん選。
あつあつの粥に一菜白子干 光
景が良く解る句です。一菜白子干の措辞が良いですね。
勝山さん選。
あつあつの粥に一菜白子干 光
まかない飯も良いが、胃腸の弱った高齢者には粥に白子干の方が良いかも。
これもうまそう!
野里子さん選。
酢の物の白子干なり宿の膳 光
→民宿かもしれませんが、おかわりできそう。料亭のようなほんの少しではなく、たっぷりと盛られている。
蒼月さん選。
あつあつの粥に一菜白子干 光
⇒そうか、こういう食べ方もあるのだ。一菜は高菜の漬物かたくあんを細かく刻んだものか。風邪で食欲がないときにはよさそう。栄養価も高いし。
糸さん選。
あつあつの粥に一菜白子干 光
・・・風邪か何かでしょうか。お粥に菜の花と白子干し、栄養から言っても風邪は直
ぐに直るでしょう。
:お粥に一菜白子干は自分にしては良く詠めた。Sさんが時々おかゆを作ってくれる。食欲のない時には最高。
酢の物の白子干は私の好物。宿で出てくるとすぐに食べてしまう。
私の選句。
◇野里子
白子干す天日の中の夫婦かな
⇒水揚げされた白子を塩ゆでしてから夫婦で網に広げて干している。漁村での仕事はたいてい夫婦の共同作業ですね。真っ白な白子が日に輝いている。
:仲が良いんだろうな。
◇馬空
海和ぎてまさをの空や白子干
⇒真っ青な空と真っ白な白子干し。絵になりますね。
:私にはなかなか詠めない句。
◇勝山
湘南のピザに載りたる白子干
⇒ピザのトッピングに白子干ですか。湘南が効いていますね。桜エビもメニューにあるかも知れない。
:私も食べたことがある。
◇蒼月
釜揚げてちりめんじゃこの白さかな
⇒釜揚げしたばかりの白子です。半透明の稚魚は塩ゆですると真っ白にゆで上がる。
:確かに真白。
◇糸
如月や銀座に探す煉瓦ビル
⇒煉瓦造りのビルが目印。あまり高いビルではない。銀座の老舗か。今日は如月。春だが風はまた冷たい。
:煉瓦ビルと如月が何となくあってる。
◇三四郎
夕風や白子干したる浜通り
:さらっと詠んでる。なかなかこうはいかない。
口内炎
接骨医
ギックリ腰か?
栂池雪まつり
栂池に
品川旭会
判押してバレンタインの宅急便
「春の雪」 淡雪、牡丹雪。
「バレンタインの日」 2月14日、本来は聖バレンチノの記念日
「春の風邪」 インフルエンザとは違う。
「猫柳」 日当たりのよい小川の縁などに自生。
一句か二句はお好きな季語で。
判押してバレンタインの宅急便 光
あゆかさん、三四郎さん選。
:バレンタインのチョコが宅急便で送られてきた。判子を押して受けとるウキウキした様を詠んだ。
若き血の聞こえてくるや春の雪 光
:慶応応援団の若き血が聞こえてきたのでつい詠んだ。春の雪とあわなかったかな。
鼻の下紅くなりしや春の風邪 光
:Sさんが何度も鼻をかむのをつい詠んだ。
モノクロの産毛に露の猫柳 光
:モノクロが安易だったか。
うつむきて三椏の咲く山路かな 光
:三椏は下を向いて咲く。当たり前すぎたかな。
特選句など。
春の風邪けだるく歌うジャズも好き 蒼月
あゆかさん特選、三四郎さん、さらさん、馬空さん選。
三食を茶粥ですます春の風邪 三四郎
あゆかさん特選、蒼月さん、さらさん選。
再会に下りたる駅や春の雪 はな
あゆかさん特選、三四郎さん、遊介さん、さらさん選。
春の風邪自づと摩る無精鬚 遊介
あゆかさん、三四郎さん、馬空さん、はなさん選。
YH会
少し筋トレ
雀とメジロ
Mrさんお見舞い
久しぶりの岸辺の鳥たち
妻不在朝寝決め込む余寒かな
◇光
妻不在朝寝決め込む余寒かな
老人のおしゃべり尽きぬ余寒かな
⇒春とは言えまだまだ寒さは残っている。まして頼りの妻がいない。外出する気にならないし朝寝しかないな。
「老人のおしゃべり尽きぬ」は寒い感じがしない。余寒よりも「春の日」「春光」「春の宵」などの方がふさわしい。
遊介さん選。
妻不在朝寝決め込む余寒かな
→ 部屋の寒さだけでなく、淋しくてこころの寒さが感じられます。
:この前2泊三日でSさんが奥日光に行った時のことを詠んだ句。
後句は我々爺が集まるとたわいもないおしゃべりが延々と続く。
私の選句。
◇野里子
ふつふつと五分粥煮える余寒かな
⇒米1に対し水5を全粥、米1に対し水10を五分粥というらしいですね。なぜ五分というのか、ん?と思うところもありますが・・。白い粥が湯気をたててやわらかく煮えている。外は余寒。食べてあたたまろう。
:五分粥は余寒とよく合う。
◇遊介
独り居や余寒の爪にマニキュアす
⇒「余寒の爪」が面白い季語の使い方。余寒は外の寒さだけど指も爪も白々しい。独り居も寒々としている。
:侘しさが寒々と伝わってくる。
◇勝山
警備艇並ぶ港の余寒かな
⇒普通の漁船などではなく船体が白い警備艇を持ってきたところが余寒に季節感に合っています。また警備という役割も緊張感がある。
:発想が面白い。
◇三四郎
赤き服船に干したる余寒かな
:赤き服と余寒の組み合わせが面白い。
大倉山梅林
Sさん帰宅
豆撒きに大声出すは我が家のみ
◇光
節分の恵方巻き食べ福は内
豆撒きに大声出すは我が家のみ
⇒「節分」も「福は内」も季語。「恵方巻」も今や季語ですから、この句は行事を解説したような季語の羅列です。
ご近所でも大声で「鬼は外」とやっているのは我が家だけ。いいじゃないですか、あれは静かにやるものではない。元気でいい。
遊介さん選。
豆撒きに大声出すは我が家のみ
→ 最近は豆撒きの声を聞くことがありません。幼い頃に一家して大声出した事を思い出しました。
:前句は基本を忘れてしまった。
後句は鬼は外!!!と大声を出すのは今は我が家のみになってしまった。
私の選句。
◇野里子
節分や耳鳴のちよと治まるも
⇒冬の間中悩まされていた耳鳴りが少し治まって来た気がする。わが身のちょっとした変化と大きな季節の移り変わりの取り合わせです。
:野里子さんを悩ませている難聴を詠みこんでいる。
◇あかね
鬼は何処村には一社と一寺あり
⇒鬼に豆を撒いたらどこかに逃げてしまった。この村には神社とお寺がひとつずつ。さあ、どっちに逃げ込んだのか。
:鬼が逃げ込むとは面白い。
◇遊介
節分や特に大きし父の声
⇒父は大声を張り上げて「鬼は外、福は内」と豆を撒いている。いかにも御利益がありそうだ。
:昔は皆こうでした。
◇はな
折り紙の枡の豆撒く小さき手
⇒幼稚園か保育園の豆撒きでしょう。折紙で作った桝に少しの豆を入れてもらって撒いている。あとで年の数(+1)だけ豆を食べるのでしょう。
:可愛らしい句。
◇勝山
豆撒の鬼は院長養老院
⇒鬼の役はやっぱり院長でしょうね。幼稚園なら園長先生。逃げ回る鬼に豆を撒くお年寄りも楽しそう。
:お年寄りの鬼は外が聞こえてくる。
◇三四郎
鬼やらひ心に鬼を住まはせて
:怖い句だが、ありそうな。
転倒
赤倉スキー二日目
赤倉スキー
Tkさん訪問
2月1日。
今年も早一か月が過ぎた。
昨日の口周りのおできが悪性でないとわかって気分は良い。
部屋のシンビジューム。
セダムの花芽が付いた。
Tkさん訪問に出かける。
出かける時にSさんが不在だったので、うっかり玄関にお土産を置いたまま出かけてしまい、駅に行く途中で気が付いて引き返した。15分くらい待ち合わせの時間に遅れてしまった。メールで遅れると連絡したが誰も気が付いていなく、Mnさんが電話するところだった。
行く途中で山梨から来たTrさんと長野から来たHrさんが雪かきをしてから駆けつけたと聞いて、来てくれたことに感謝。
Tkさん宅に着く。
お寿司と麦酒、お菓子で歓迎される。
Tkさんの元気なのには驚かされる。94歳。
旭時代の苦労話を楽しそうにされ、聞いた話も聞いていない話もあって、こちらも笑ったりうなずいたりした。創立時工場独立採算制だったので過去の借金と利子がの負債を背負わされ、売り上げは少なく苦難の時代。他の工場長に助けられたと言う話も聞く。近隣のライオンズクラブや警察署、消防署、地主などの付き合いの苦労話も今となっては楽しい思い出のようだ。
足腰は弱っているが頭脳明晰で数学の難しい本を読んでいる。ちょおと眺めたが頭が痛くなってしまう。
デイサービスで出かけ老人倶楽部に出かけているが話が通じなくて面白くないと言う。
耳が遠くて低音がダメなようでTrさんに話しは聞き取れず私の話は良く聞こえるようなので通訳をした。
掘り炬燵が気持ち良くて、終わりの頃うっかり眠ってしまった。
2時間半くらいの楽しい団らんも山梨と長野に帰って雪かきをする人がいるのでお開き。
またお会いしましょうと別れる。
喫茶店でちょっと団らん。
拝承は日立言葉だとTrさんが言い、Hrさんが調べたら日立発祥の言葉だった。
殿の使い方も目上の人に使ってはいけないと始めて知った。
Mnさんが読んだ本の紹介で男と女の違いについて話、なかなか面白い。
帰りに早速、Trさん、Hrさんは買いに本屋に行く。
帰りの電車はMnさんと一緒で久しぶりにたっぷり話が聞けた。講話を月二回、二時間してるそうでそのため本を凄く読んでるとか。論語は認知症に良いとか。
帰って、Sさんに報告。楽しかった。