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モロッコの準備
老いたれば妻に手引かれ冬紅葉
◇光
参道の枝に残りし冬紅葉
老いたれば妻に手引かれ冬紅葉
⇒冬紅葉はまさに「残りし」という感じですね。「参道」がありきたりなので別の場所のほうがいいかも知れない。
季語は冬紅葉ですが別に侘しい感じはしない。淡々としたおだやかな日々を妻に手をゆだねながら過ごしている。いい取り合わせです。
勝山さん選。
老いたれば妻に手引かれ冬紅葉
そんな奥さんは、居ません。
野里子さん選。
老いたれば妻に手引かれ冬紅葉
→若い頃の頑固者もこうなるのでしょうか。
:よく見かける風景で平凡だった。
妻に手引かれは毎日の日課。幸せと言えば幸せ。
私の選句。
◇野里子
冬もみじ基礎石残る行在所(あんざいしょ)
⇒行在所は天皇の行幸時などの仮の宮。行宮。基礎石が残っているということは行在所跡で建物はもうないのでしょう。そこを取り囲むように冬紅葉。
:行在所と言う言葉を知らなかった。さすが野里子さんと言う句。
◇勝山
母われにどなたと聞くや冬日和
⇒認知症が進んできた母。今は誰もが直面している現実です。冬日和が多少は心おだやかにしてくれる。
:身につまされる句。
◇夢路
漱石へ子規の手紙や冬紅葉
⇒どこかの記念館などに展示されていたのでしょうか。子規にみちびかれて俳句にのめり込んだ漱石です。どんな手紙だったのでしょうか。冬紅葉が暗示しているような気がします。
:子規の漱石にあてた手紙と冬紅葉がよくあっている。
◇はな
地図帳に古地図重ねて冬紅葉
⇒古地図があるということは山間ではなく江戸などの武家屋敷があったところ、または下町かな。散策していたらお屋敷跡の庭の樹の冬紅葉が目についた。
:昔父が麹町の古地図を探し当てご先祖の住んでいたところを見に行ったことを思い出した。
◇遊介
冬紅葉奥の院まであと百段
⇒小高い丘の上に奥の院があるのでしょう。あと百段にふうという思いですが冬紅葉が目を休ませてくれる。
:私の句もこれような具体的な情景で詠むべきだった。
◇三四郎
日だまりやそこだけ赤く冬紅葉
:美しい情景が眼に浮かぶ。
すき焼きパーティ
YMS温泉会
Kmさん計画のYMS温泉会による「戸塚市民の森を歩こう」。
戸塚駅に集合。14名参加。
Kmリーダーに、Iw親子、まとめてくれてるKrさん、Sgさん、愛知から来てくれたHrさん、このコースは散歩道のIwさん、久しぶりのHgさん、現役のKbさん、Ktさん、Ybさん、Tjさん、Hcさんら。
柏尾川沿いを歩く。
トイレに行こうとしたらふらついたのでIbさんがついてきてくれた。
帰りはIs親子とHgさんとで戸塚駅までタクシー。
楽しかったなあ。
Tn画伯の絵の鑑賞
定期診察
お孫ちゃんと滑り台
楽しい楽しい一日であった。すくすく育っていて、お嫁さんの育て方が上手いと褒める。
焼藷に喧嘩口論終わるなり
「短日」 日短、暮早し
「焼藷」 甘藷なので藷と書きますが、一般的には焼芋とも。
「落葉」 落葉掻
「水鳥」 浮寝鳥。かも、鳰、百合鴎、など水上にいる鳥
「帰り花」 忘れ花、狂い花
「かたい」 非季語。漢字は固い、硬い、堅い、難い、どれでも。
ずっと出歩いていて苦吟する時間が少ないのでほとんどやっつけ仕事で詠んだ。
焼藷に喧嘩口論終わるなり 光
蒼月さん、はなさん選句。
→夫婦喧嘩が焼芋屋で終わる。
:爺さんたちの喧嘩のつもり。焼芋屋で一件落着。
夕映えや孫の指さす浮寝鳥 光
遊介さん選。
→可愛らしい句。
:孫二歳、可愛い盛り。
街灯の光に白き帰り花 光
遊介さん選。
→昼間見るのと景が違う美しさ。
:白さが街灯に映える。
短日や昇仙峡の瀬々の波 光
:遊介さんから瀬々が読めなかったと言われる。瀬々はせぜ、またはせせ。多くの瀬の事。
昇仙峡は瀬々の連続だった。
急坂の深き落葉に靴とられ
:先日の城山ハイキングの降りはまさにこの状態。転んだ人もいた。
特選句、人気句。
雑巾を固く絞りて暮早し はな
あゆかさん特選、三四郎さん、勝山さん、あかねさん選。
→日常をさらっと詠めている。暮早しが生きている。
頑固ゆえ余生は一人鼬かな あかね
あゆかさん特選、三四郎さん、はなさん。
→鼬とは面白い。恐れるものがいない所で大いばりするたとえ。
バリトンの美声響かす焼芋屋 まーゆ
あゆかさん、遊介さん、さらさん、光選。
→こんな焼芋屋なら買っても良い。
対岸の野毛のネオンや浮寝鳥 はな
三四郎さん、さらさん、あかねさん、光選。
→対比が面白い。
ふるさとの土の匂ひを焼芋屋 あゆか
さらさん、あかねさん、はなさん、蒼月さん選。
落葉掃く音のとぎれて鳥の声 三四郎
あゆかさん、あかねさん、はなさん、遊介さん選。
→自然の景が美しい。
もぐるたび水の暮れゆくかいつぶり あゆか
三四郎さん、勝山さん、はなさん、光選。
→水の暮れゆくが上手い。
煮魚の匂ふ厨や日短 馬空
あゆかさん、三四郎さん、勝山さん、あかねさん選。
→生活感がある。
勉強会は300回間近。三四郎さんのおかげで良く続いてる。
名古屋城本丸御殿(その2)
名古屋城本丸御殿(その1)
Hrさんに頼んで名古屋城の見学。Hrさんは名古屋城説明の資格を持っているので、案内をお願いした。Kbさんには車の運転で付き合ってもらった。
21世紀会
久しぶりに藤が丘に行き21世紀会に参加。
この会が続いているのも名幹事に引き継がれている。
Hiさんが今回の幹事。次回から会計がMkさんに移る。皆がこれで安心と言ってる。何しろ前幹事Smさんが余剰金を蓄えている。
KbさんとKkさんはゴルフ幹事で人集めに苦労してる。幹事が、Hiさん、Kbさん、Mkさん、Kkさんといてまとまるかなと心配したが見事なチームワーク。さすが21世紀会。








席はNtさんとIwさんに挟まれ会話が圧倒されたがそれはそれで楽しい。Ntさんは何時ものように声が大きい。誰かが話しかけてきてもNtさんの声に圧倒される。Iwさんは酔いが進んでくるとやたらと肩をたたく。
Kkさんが陶器を始めたとは驚いた。一度実物をSさんに見せたい。
Yzさんは娘さんが、海外に行って寂しいのではと思ったが、杞憂で元気にやってる。一時病気で心配したがすっかり元気。
Saさんの身障者へのボランティアには感心。いいとこあるんだ。
Mjさんには何時も参加して頂き感謝。
Fjさんの低山の会には今年は1回だったが来年はもう少し多く参加したい。ギックリ腰はすっかり回復。
Sgさんは紅一点参加。着物姿が素敵。やりたいことが一杯あるみたい。
Fdさんには私の孫の写真を持っていてくれて感激。こんなに小さかったのがもう大きくなったと言ってくれた。
Ydさんは痩せまないが痩せないのが健康なんだろう。痩せる努力は止めたが健康そうになってきた。
Igさんは唯一の現役参加。若い女性に囲まれてるみたい。おじさん扱いされてると言うがおじさんじゃないか。
Stさんは初参加。ずっと昔からいるみたい。山で確か一度一緒したが私はその時もくたばったみたい。
FrさんにはSrさんと連絡してと頼んだ。
Mzさんとは話せず残念。
良き仲間に恵まれて幸せ。
昇仙峡
石和温泉、くにたちの最終日。
温泉に入り朝食。朝から豪華。
Mrさんお勧めの昇仙峡に向かう。
途中、金峰山が見えた。
石和温泉 くにたち
早朝の雀の声も冬めいて
◇光
冬めくや血液検査また五本
早朝の雀の声も冬めいて
⇒血液検査の採血は健康診断なんかでは三本ですね。検査項目が多いのでしょう。「また」にやれやれという感じが出ている。
秋に比べて雀の声も何となくおとなしくなった気がする。こんなところにも冬のおとずれが現れている。
蒼月さん選。
早朝の雀の声も冬めいて
⇒早朝窓を開けて外を眺めると雀の声が聞こえる。恐らく雀の声はいつもと変わらないのだろうが、ひんやりとした空気によって、冬の雀の声のように聞こえる。もっと寒くなると、雀もやかましく鳴かなくなるだろう。
:血液検査はリウマチの定期検査で月1回行っている。ほとんど4本が多いが、5本の事もあり、またかとがっかりする。
雀は生まれて1年を越せるのが半分くらいで、冬めいて聞こえてくる声に頑張れよと言いたくなる。
私の選句。
◇馬空
冬めくや出漁待ちの番屋の灯
⇒北海道のサケかイカの漁でしょうね。まだ明けそめぬ番屋に猟師が集まって出漁を待っている。これから冬の海に出ていくのだ。
:見たことはないが情景が眼に浮かぶようだ。
◇蒼月
冬浅しテラスで今日のティータイム
⇒冬と言えども暖かい日なんでしょうね。そとのテラスでお茶。
:ロマンチックだなあ。
◇遊介
ビル風に冬めく夜の大手町
⇒ビルの間を吹き抜ける風も冷たくなってきた。行き交う人も心もち背中を丸めているようだ。コンクリートの街にも季節はめぐってくる。
:都会の寒さが身に染みる。
◇あかね
冬めくや帯柄変えて南座へ
⇒帯も季節に応じてふさわしい柄のするのが作法です。顔見世でしょうか。初冬に合った帯を締めて南座へ。
:帯柄変えて南座が秀逸。
◇三四郎
冬めけるもののひとつに海の色
:そう言えば冬の海は色が違ってる。
Sさんと出かける。
近所のミカン。鈴なりだ。
菊。
ハゼラン。野生化してるが可憐。
極楽鳥花。
用事を済ませてお気に入りの蕎麦屋に入る。あったかい蕎麦を頼んでみたが、やはり冷たいほうが美味い。
シクラメン。
菊。
Sさんと出かけるのは楽しい。
秋川渓谷、城山ハイキング
今年最後のYY会。何時ものようにImリーダーの計画実行。秋の紅葉、秋川渓谷、城山ハイキング。
武蔵五日市駅集合。16名揃う。

降りをKdさんが心配して、若手がザックを背負ってあげてと言って、NzさんとMyさんが手を挙げてくれた。下りは比較的強いので感謝して大丈夫と言う。
降りは登りほど急ではないが雨上がりで滑りやすい。Nkさんが珍しく二度転倒。
気持ち良く上がったらお店が終了。やむなくビールを買ってきてもらい、一杯やり始めたら帰りのバスの時間が迫っており、大急ぎで飲み干す。
帰りのバスはMyさんに席を譲ってもらう。最後まで世話になってしまった。
KeさんやMzさんに80歳までは登りましょうと言われているので後3年と少し頑張らねば。周りに迷惑かけつつ。
蓑虫も蓑も昨今見当たらず
兼題ははなさん出題の「蓑虫」。
蓑虫は別名鬼の子。『枕草子』に「蓑虫いとあはれなり。鬼の生みたりければ、親に似て、これも恐ろしき心あり」とある。
◇光
蓑虫の恋一瞬の風に揺れ
蓑虫も蓑も昨今見当たらず
⇒蓑虫も蓑の中で恋心を募らせることがある。でもさっと吹いた風に揺らされて夢から覚めた。また寂しい日が続く。
見当たらないことだけを詠んでも詩にはならない。以前に見かけた場所や時がわかるように書かれていれば読者もその思い出を共有できるが。
遊介さん選。
蓑虫も蓑も昨今見当たらず
→ 蓑の材料も様々です。枯草枯れ枝は定番で、街中の公園の蓑虫は朽ちたプレスチックの破片で作る蓑虫もいるそうです。エコなら嬉しいが自然破壊であるなら悲しいです。
:蓑虫のオスは口がなく蓑の中にいるメスに交尾するためだけに飛ぶ。メスは一生蓑の中で過ごし卵を産んで死ぬ。その哀れさを詠んだ。
蓑虫は今や絶滅危惧種。蓑もほとんど見当たらず絶滅寸前。そのさまを詠んだ。
私の選句。
◇野里子
蓑虫の垂れたるままに庭手入れ
⇒蓑虫が垂れているのを横目で見ながら庭の手入れ。蓑虫はかわいそうだからこのままにしておこう。
:蓑虫はめったに見かけなくなった。見かけたら残しておこう。
◇馬空
集落は老人ばかり親無子
⇒蓑虫がときどき垂れているような山村。若い人はみな出て行ってしまって老人ばかり残った。蓑虫は親がいないがこっちは子がいない。
:今や蓑虫は山村のみにしかいない。その山村は老人ばかりになってしまった。
◇遊介
一寸の蓑虫確かと呼吸せり
⇒蓑虫の呼吸の音を聞いた?(ような気がした?)。それとも身じろぎして伸びをしているように見えた? 「確か」はひらがなで「しつか」の方がいい。
:蓑の中で呼吸してるというせつなさを感じる。
◇夢路
蓑虫を探し巡りて豪徳寺
⇒豪徳寺は世田谷区にある曹洞宗の寺院。最近見かけなくなった蓑虫を探してやってきた。俳句は現場・現物が基本ですからいい心がけです。見つかったかな。
:蓑虫は本当に見かけなくなった。
RPS京浜地区情報交換会
RPS京浜地区情報交換会に初めて参加。
Shさんとは時々集まっている。沖縄にまた連れて行ってと頼む。奥さんはお孫ちゃんの世話で大忙しだそうだ。
ジーンズで行ったら若いなあと歓迎された。私が一番年上だったみたい。
お孫ちゃん誕生日お祝い
誕生日のお祝いの歌を喜ぶ。
教誨師
岩岳ロープウェイ
Sz邸の二日目の朝。
十分堪能して岩岳ロープウェイで降りる。
帰りはSkさんの車で八王子まで送って貰う。渋滞したがまずまずの時間に戻れる。
Skさん、Szさんに感謝。
戸隠神社奥社
Sz邸を出発して戸隠神社奥社に向かう。
人出が多く、駐車場は混雑していたが、Szさんは手慣れたもので奥社近くの駐車場に止める。
奥社に向かって出発。

九頭龍社にお参り。「九頭龍社の御祭神は、奥社に「天手力雄命」が祀られる前より、すでに地主神だった「九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)」。
九頭龍社は、奥社よりさらに創建が古く、戸隠神社のなかで最古のお社です。」