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丹沢 三ノ塔
丹沢三ノ塔に登山。Iwさんに計画してもらい、Khさん、Keさん、Ngさん、Iwさんの娘さん、6名の参加。前回のYY会百蔵山でかなりへばったのでそのリターンマッチのつもりで計画してもらった。
石和温泉二日目
楽しい美味しい夕食。
石和温泉 くにたち
初日、宿に行く前に甲府による。
「なんでも武田信玄の娘が誕生した際に、産湯として使用したとされる古井戸で、現在は大変まろやかな御神水が絶えず流れている、地球からのパワースポットです。」だそうだ。
アーチのある街路
・「わたしの動物園」大中恩作曲
5.からす6. ひよっこ
2. 海神
・「わたしの動物園」大中恩作曲
5.からす6. ひよっこ
2. 海神
3. 環礁
4. ローラ・ビーチ
5. ティオの夜の旅
1.勝手にシンドバッド
2. いとしのエリー
3. YaYa あの時代を忘れない
1.春の風
Thさんの復活歓迎の飲み会だと思ったが、今日は動きすぎて疲れてしまった。お爺さんは帰る。
春昼の光る少女の耳飾り
「日永」 遅日。
「出代」 新参。奉公人が入れ替わることですが、いまや想像するしかない
「梨の花」
「春の蚊」 蚊は夏ですが春でも暖かくなると出てくる。
「足」 脚。非季語。他に季語が必要。
春昼の光る少女の耳飾り -光
あゆか◎少女が動くたびにきらりと青春の光を放つようで美しい。
馬空 ○フェルメールの絵が、目に浮かびます。兼題が、春昼なので、仕方ないのでしょうが、初夏の季語、例えば、夏めく、などの季語を使えれば、◎でした。
あかね○春の柔らかな光の中少女の耳飾りがキラリ、若い少女の光景がフェルメールを思い出します。
勝山 ○少女が付けている耳飾りがきらきらと光った。春の日差しの眩しさが少女の耳飾りから連想できる。
三四郎△フェルメールから離れて鑑賞するのは難しいが、交差点などで見かけた女性ととってもいい。光るイヤリングが春の陽光を感じさせる。
:フェルメールの真珠の耳飾りの少女に感動してからどうしても句にしたかった。
梨咲いて風も眞白に舞い上がり -光
糸 ○真っ白な花に風まで白く染められて。
夢路 ○梨の花の白さのインパクトは大きいと聞いています。その様な感じでしょうか。
蒼月 △風が真白という形容が成功したかどうか。真白に舞い上がる風はなんとなく粉塵のようなイメージもあり、爽やかな感じは少ない。が、梨の花の白と思えば透明感はある。
三四郎*風が舞い上がるとは言わないだろう。舞い上がるのは埃や粉塵。また白い風は秋のイメージ。
:梨の花が風で舞い上がり風を眞白に染めている。
佳人来て脚痺れたる日永かな -光
夢路 ○那智わたるが、我が家に来た時の脚の痺れを思い出しました。
蒼月 △作者は男性だと思いますが、どういうシチュエーションなのか是非聞きたいです。お茶会かな。格好つけて慣れない正座をしたものの困りましたね。
遊介 *佳人が来て脚が痺れるのでしょうか?何処で何故痺れたのか?
さら *佳人が来るとなぜ脚がしびれるのかわかりません。
:大昔お見合いの席で素敵な佳人がきたので緊張して足がしびれてしまった。相手は無論Sさん。
春の蚊や若き方へと飛び去りぬ -光
まーゆ○中高年者の軽い嫉妬?蚊だってお若い方がいいの!みたいな。
夢路 △春です。蚊もテンションが上がるのですね。
:若者と一緒だと蚊が寄ってこない。実体験。
ホームにて囀っている遠足児 -光
遊介 *季語の「囀り」を動詞としても使えるのでしょうか?
:囀るは季語として使える。
私の選句。
戦なき空の広さよ梨の花 -あゆか
光 ◎戦のない広い空と梨の花があっており、戦無き事の幸せが伝わってくる。
はな ○白い花が一面に広がる穏やかな大地の大切さを感じます。
遊介 △上五の戦と中七下五の平和な田園風景との対比が素晴らしいと思います。中七の「よ」を推敲して欲しいです。
蒼月 △類句がありそうにも思えましたが、青空に映える梨の花で平和の喜びが伝わります。終戦の時期を想像して詠んだのか、単に平和を詠っているのかどっちだろうか。
野里子△広い梨畑と広い空。気持ちいいです。
三四郎△戦のない空と思うということは世界の外の国では戦のさなかの空もあることを思っているのだろう。梨の花が平和の象徴。
糸 △平和を願う思いがいいと思いましたが、他の花でもいいような気もします。
春昼に顔に被さる新聞紙 -夢路
光 ○新聞読んでいて休んでしまう春昼の情景がほのぼのと伝わってくる。
まーゆ○最近は見かけなくなりましたが、なんだか懐かしい。
蒼月 ○新聞を読みながらいつの間にかうとうとしてしまった。インクの匂いがしますね。これも春昼の光景。
永き日や二次発酵のパンみつめ -まーゆ
馬空 ◎中七の二次発酵が、独特ですね。季語の本意にも合っています。
光 ○二次発酵はきちんと発酵できたか見極めるのがこつだそうで、永き日との組み合わせが絶妙。
勝山 ○二次発酵というパン作りの専門用語が面白い。ゆっくりと進むイースト菌の発酵と永き日の相性は良い。パン作りも春らしい営み。
野里子◯中七が時間経過を感じさせます。
三四郎○二次発酵は発酵しすぎてもだめだし少なくてもだめという結構緊張する時間らしいですね。でも日は長いからじっくりとパン作りができる。
出代の自己紹介のこなれたる -勝山
遊介 ○すらすらと挨拶する出代に先輩の作者は少し羨まくもあるのでしょうか。
光 ○想像の世界だが、出代は何回も行うようなのでさもありなん風景。
まーゆ○「こなれたる」がお手本的挨拶への違和感がよく出てる。
蒼月 ○今どきの若者はぺらぺら話すことを苦にしませんね。新入社員の初々しさがないと言えばない。もうちょっと緊張せんかい。
夢路 ○だんだん上手くなるのですよ。
野里子△何度も経験しているかもしれません。起承転結三分間。
月光を吸いてて白き梨の花 -夢路
まーゆ◎美しい映像をみている様。「亜麻色の髪の乙女」をききたくなる。
糸 ◎作者の方にお伺いいたします、中七はこのままでよろしいでしょうか?このままではよく理解が出来ず、「月光を吸いゐて白き梨の花」として、いただきました。このままでよろしければ申し訳ないのですが。梨の花の白さは映像で見る限り特別に見えるました。その白さは月の光を吸ったから、の発想が素敵です。
光 ○綺麗な句。
あかね○月光のように淡い白の梨の花の表現がとても綺麗でその白さも伝わり安いです。春のおぼろ月夜を思い出します。
あゆか○中七「吸いてて」を一考するとよいのでは「吸いて真白き」あるいは、「月光を浴びて真白き梨の花」ですと梨の花の白さが浮きたって来ます。
遊介 *美しい光景ですが、中七を推敲して欲しいです。
さら *吸いててというのが不自然です。
ガラス戸と網戸の隙間春の蚊や -夢路
光 ○よく見かける情景だが、春の蚊らしい。
蒼月 ○よく見てますね。網戸から入り込んで出られなくなった蚊が哀れ。
大仏の足のあたりに春蚊出づ -あゆか
光 ○大仏の足と春の蚊の組み合わせが面白い。
三四郎○春の蚊が出るのだから室内の大仏、東大寺でしょうね。大仏さまは生き物に慈悲をもっておられるから春の蚊もやさしく見守っているのだろう。それこそ大きなものと微細なものの対比もいい。
糸 △春の蚊を大仏の足元に持ってきたところが面白い。
夕方3Y会に出かける。
何時ものお店。
Kgさん、Ydさんと談笑。
セクハラ、北朝鮮、安倍総理、会社の近況、友人たちの近況、病気の話、将来の展望など。
悲観的な話も多いが、私は楽観的。まだマスコミが発言の余地のあるうちは大丈夫。若者は前向きで明るい。
食べ過ぎた。
YH会
京都からTbさんが来る。話を聞こうとしたが席が離れている皆の声が大きくて聞き取れない。側まで来てもらって話を聞く。コーラス、楽器と活躍してる。コーラスは50名の混声で貴重な男声。おばさんばかりだそうだが、指揮者が綺麗な女性指揮者。写真も見せてもらった。先生に誘われてもう一つのコーラスに神戸まで通ってる。
カルガモの赤ちゃん
お肉の会
アジュガ。Sさんが植え替えたら良く咲く。
紫蘭。
Sさんが買ってきた山菜。美味しい。
お肉一杯食べて、話も盛り上がって、元気を一杯貰っちゃった。
21世紀会関東会
初参加はAsさん、Smさん、Tyさん。
皆良く話し良く笑いオーラが一杯出た。こういう仲間と話してると一段と若返ってしまう。皆、前向きなのが嬉しい。
百蔵山
猿橋駅に集合。時間通りついたが皆早く一番遅れてしまう。Imリーダーの元13名参加。珍しく女性がいない。
しばらくは舗装道路を歩く。右手は扇山。
山の準備
I AM YOUR SINGER
1.てんとうむし
2.河童
6. I AM YOUR SINGER
2. 海神
3. 環礁
2.夏の風
3.秋の風
お孫ちゃんミッフィーちゃんを背負う
寄居虫も大学生も宿探し
◇光
昼間から動くはがうなばかりなり
寄居虫も大学生も宿探し
⇒砂浜にごそごそ動きまわっているのをみるとどれも寄居虫だった。「昼間から」ということは夜はもっと動くものが多いということですか。反対のような気がしますが。
他の皆さんの句もそうですが、寄居虫からはまず「宿」「家」「引っ越し」を連想しますね。ということは、これらの取り合わせはつき過ぎということです。
あかねさん選。
寄居虫も大学生も宿探し
同じ頃宿探しになる時期ですね。大学生さんも親子で探した家から
大学から離れて一人前のつもりで家探しますから面白いです。
:ネットで調べたら「海岸での観察においては、目につく場所で動いている貝はほとんどがヤドカリ入りである。これは生きている貝が物陰に隠れている事が多いからでもあるが、ヤドカリが常に「住宅難」に晒されているためでもある。」とあったので詠んでみた。
後句はつきすぎと思いましたが、4月はこの近所でも宿探しする大学生が多いので詠んでみました。
私の選句。
◇野里子
寄居虫や単身赴任早や五年
⇒単身赴任先の休日に海岸に来て寄居虫を見つけたのでしょうか。おまえも一人暮らしだなあ、なんて。
:なんとなく侘しい雰囲気が伝わってくる。
◇あかね
寄居虫や住む人変わる隣家かな
⇒引っ越しをする人ではなく隣家の立場から詠んでいます。寄居虫の貝殻もそんな気分でしょうか。
:寄居虫は大きくなると、貝殻を出て一回り大きい貝殻に入る。空いた隣家はすぐに埋まったようだ。
◇勝山
寄居虫や貝から出れば柳腰
花冷えの倉庫の壁にCの文字
⇒寄居虫の腹部は巻貝の形にあわせて柔らかい螺旋状だそうですね。柳腰とは言い得て妙。
:柳腰とは良くぞ詠んだり。
◇遊介
寄居虫の歩調何気に三拍子
⇒寄居虫がワルツのように三歩進んでとまりまた三歩進んで止まりを繰り返している。確かにこんなふうに歩いていますね。あれば餌を探しながら歩いているのでしょうか。よく見ている。
:観察が鋭い。
◇三四郎
寄居虫や浜に帽子の忘れもの
:寄居虫の貝と帽子の対比が面白い。
今回の兼題は難しかった。
挨拶文
日本の抒情歌
5.からす
6. ひよっこ
1.勝手にシンドバッド
2. いとしのエリー
3. YaYa あの時代を忘れない
5. 真夏の果実
4. ローラ・ビーチ
1.春の風
花冷の小便小僧反り返る
花冷の小便小僧反り返る
吟行句ですね。句材が、新鮮です。
野里子さん選。
花冷の小便小僧反り返る
→情景がはっきり見えます。
勝山さん選。
花冷の小便小僧反り返る
冷えたからおしっこというわけでもないが、「反り返る」と花冷えがなぜかよく合う。
遊介さん選。
花冷の小便小僧反り返る
→ 反り返るの姿が寒そうです。
:寒さの中で反り返ってる小便小僧が愛おしかった。
私の選句。
◇野里子
(中 小雪さん)
遠ざかる小雪の背中花の冷
⇒18日に行われた小雪さんの告別式に参列して来ました。童子の副編集長でしたので童子のメンバーが多数参られていました。大門句会でもお世話になった方です。ご冥福をお祈りします。
:悲しいなあ。あまりに急だった。
◇馬空
花冷や烏の群れのごみ漁り
⇒生ごみの袋をつついているのか黒い烏が群れになって漁っている。殺伐とした光景に花冷という美しい季語が鋭い対比を見せています。
:対比が素晴らしい。私には詠めない句。
◇勝山
花冷えやクルーズ船に歌謡曲
⇒外国に行くクルーズ船ではなく東京湾クルーズなどでしょう。歌謡曲とは意外。団体の貸し切りかも知れません。乗客の年代に合わせたサービスかな。花冷えだけど楽しく行きましょう。
:クルーズ船と歌謡曲とは面白い。花冷えとあってしまう。
◇遊介
花冷えや捲るヌードの写真集
⇒花冷えの時に読む本はなにがふさわしいか。画集、詩集、もいいですがヌードの写真集もいいですね。もちろん芸術的なきれいなヌード。
:ええっ!意外性が面白い。
◇三四郎
花冷の小暗き門や冷泉家
:花冷えとお公家さん。意外性があって良くマッチしてる。