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上野の森の紅葉
二回目の鎌倉下見
飴舐めて少し猫背の日向ぼこ
◇光
飴舐めて少し猫背の日向ぼこ
スマホ見て顔も上げずに日向ぼこ
⇒縁側でのあぐらか、飴を舐めながら日向ぼこ。風邪気味でのどがいがらっぽかったかも知れない。
貴の岩ですか? 冗談はさておき「スマホ見て顔も上げずに」は画面に熱中している状況ですよね。とすると日向ぼこがどっかに行ってしまって電車の中でもどこでもいいことになる。日向ぼこに熱中はふさわしくない。季語にその他のフレーズがふさわしいかどうか考えて下さい。
はなさん選。
飴舐めて少し猫背の日向ぼこ
年代を特定はしていないが、飴、猫背、日向ぼこによりその人も景も服装までも想像してしまいます。
:Sさんに貰った飴を舐めて日向ぼこしてるとつい猫背になってしまう。
なるほど、熱中はふさわしくない。
スマホ見てベンチで並ぶ日向ぼこ
私の選句。
◇野里子
天井に池の反射や日向ぼこ
⇒縁側かサンルームに座っているのでしょう。思わず上を見上げると前の池の水面がゆらゆらと映っている。
:天井に池の反射とはよく詠んだ。のんびりしたひと時。
◇馬空
板塀の温もり背(せな)に日向ぼこ
⇒板塀に背中をあずけて立って日向ぼこをしているのでしょう。前は畑か車もあまり通らない田舎の道か、いずれにしてもぽかぽかとした静かな午後だ。
:板塀もあまり見かけなくなったが、子供の頃はよくそうしたことがある。
◇勝山
電車待つ束の間なれど日向ぼこ
⇒ありますね。たとえ五分でも日向にたたずんでいるとホッとする時間。
:うーん、良く経験します。
◇はな
二つ三つおはじき弾き日向ぼこ
⇒縁側で日向ぼこをしながら子供(孫)の相手でしょうか。ぽかぽかとのんびりした午後です。
:孫とこうする時間が来るかなあ。
21世紀会
低山の会を無事終了して温泉でくつろぎ、21世紀会に向かう。ところが高速が渋滞して、20分も遅れてしまった。幹事のHrさん、Kbさん、Mkさんも低山の会参加者で送れる。唯一の幹事Kkさんが取り仕切って会は始まっていた。23名の参加。
何時もながら大いに盛り上がる。
大阪に移るHgさんがこの会でのお別れの挨拶と言うので、大阪から来てくれと頼む。
Hrさんは、愛する老犬が亡くなって蓼科からこちらに帰って来てる。正月は家族で蓼科に集まるそうだ。
低山の会の仲間がハイキング終わって参加してくれたのはさすが体力ある。Fjさん、Iwさん、Hrさん、Kbさん、Fdさん、Mkさん、Adさん。
Usさん、3月にスキーご一緒出来たらと頼む。Wtさんが元気になったと聞いて嬉しくなる。
Mjさん、何時もWtさん以来の伝統を引き継いでくれて感謝。
後は皆さんの近況報告で、元気に活躍してるのを聞いて嬉しくなる。
賤ヶ岳
米原駅でFjさんの車に拾ってもらう。Iwさん、Fdさんと一緒。
余呉湖の駐車場に止めて出発。14名の参加。
帰りは急坂。
化粧坂と東勝寺
バルト海クルーズでご一緒した北九州の方と那須の方と鎌倉で再会することになっている。北九州の方から新田義貞の遺跡に行きたいとの要望があったのでその下見にSさんと行く。一つ目は「化粧坂は元弘3年(1333)5月18日、新田義貞の鎌倉攻めの時、激戦地となったつづら折の坂道である。わずか80m程の坂道であるが幕府軍の抵抗は激しく、新田軍は、4日後の21日になっても突破できなかった。」もう一つは「新田義貞の鎌倉攻めによって敗れた北条高時とその一族を含む約870名が自刃した「東勝寺跡」」。とした。
そこの下見に出かける。昨日買ったばかりのトレッキングシューズを履いて出かける。
花咲舞が黙ってない
出雲へは一跨ぎなり神の旅
「芭蕉忌(翁忌、時雨忌)」 旧暦10月12日。俳人松尾芭蕉は旅の途上大阪で没。
「枯」 枯野、枯木、冬枯、草枯、など「枯」のつく季語
「土」 非季語、この字をどこかに入れて。
「黒」 同じく非季語、この字をどこかに入れて。
出雲へは一跨ぎなり神の旅 光
おにかけの会
矢上川の鳥たち
インフルエンザ予防接種
ブレードランナー2049

ティオの夜の旅
一と二は行けずようやく三の酉
◇光
一と二は行けずようやく三の酉
あの頃と変わらぬ妻と酉の市
⇒毎年いの一番に行っていたが今年は思わぬ用事ができて一と二は行けなかった。三の酉まである年でよかった。とにかくお参りしないと商売に差し支える。
あの頃とは二人が出会った頃でしょうか。二人で酉の市に来た思い出がある。熊手を見上げる妻の横顔はあの頃と変わらない。何も買わなくても十分幸せですね。
遊介さん選。
一と二は行けずようやく三の酉
⇒ 上五のリズムがいいです。ようやく酉の市へ行った安堵感を感じます。
勝山さん選。
一と二は行けずようやく三の酉
一の酉、二の酉、三の酉を句材にしてうまくまとめた。
一二三と手拍子のように調子が良い。
はなさん選。
一と二は行けずようやく三の酉
リズム感があり三の酉で収まる数え歌のようである。
:今年は三の酉まであると聞いて詠んでみた。
Sさんと昔は酉の市に行った。あの頃と変わらぬ輝きがSさんにはある。
私の選句。
◇遊介
御大尽気分も買うて酉の市
⇒金持ちではまったくないが、今日くらいは熊手の大きいのを張り込んで買おうか。それだけで御大尽になった気もする。
:確かに大きな熊手はお大尽気分になる。
◇勝山
なでおかめまずは撫でたる一の酉
⇒なでおかめは天岩戸の天宇津女命とされるおかめ。なでる場所によって様々な願い事がかなうという。なにはさておいてまずはなでてからお参り。
◇はな
キムチ屋の横の抜け道酉の市
⇒コリアン街にある神社の酉の市でしょうか。「横の抜け道」がいいですね。ひっそりとある神社なんでしょう。でも勝手知ったる通い径。
:コリアン街の方も酉の市に来るんだろう。
◇野里子
かけ声のもういつちよとな酉の市
⇒三本締めのかけ声でしょう。熊手の値段によって手締めの回数が変わるのでしょうか。とするとこの人はかなり大きな熊手を買った?
:威勢の良さが伝わってくる。
奥多摩むかし道(その3)
奥多摩むかし道(その2)
奥多摩むかし道(その1)
YY会「奥多摩むかしみち」のハイキングに参加。退院後初めてのハイキング。4時間くらいの行程であり、いささか自信がない。
Imリーダーの元、16名参加。
奥多摩駅に集合。
矢上川沿いに2時間歩く
シラサギ飲み込む
お墓参り
編み物の妻を眺めて秋惜しむ
◇光
編み物の妻を眺めて秋惜しむ
秋惜しむ汚れしままのメニュー表
⇒冬にそなえてマフラーか手袋かを編んでいるのだろう。それを眺めながら秋ももう終わりだなあと感慨にふけっている。
居酒屋か焼き鳥屋か、いずれにしてもあまり高級な店ではない。でも、シミのついたメニューに秋惜しむの季語が効いていない。寒々とした冬の季語ならぴったりですが。
:Sさんは編み物を良くしてる。何編んでるのと聞いたらあなたのよと言われた。
若い頃に行きつけの食堂のメニュー表がぼろで汚れていたのを思い出す。
馬空さん選。
編み物の妻を眺めて秋惜しむ
作者の目線が、優しいですね。編み物と季語の取り合わせも良いです。
遊介さん選。
編み物の妻を眺めて秋惜しむ
→ 編み物で冬支度をしている妻を眺めながら、秋を惜しみ感傷的になっている自分を楽しんでいると理解しました。
私の選句。
◇馬空
秋惜しみ歩荷の下山見送りぬ
⇒見送るのは歩荷に荷物を運んでもらった山小屋の主だろうか。軽くなった背負子を背に帰っていく後姿。周りの紅葉はすでに散り始めている。上五は秋惜しむと切ったほうがいい。最後は見送りて。
:山小屋もそろそろ店じまい。
◇遊介
秋惜しむ細く日の差す駅構内
⇒晩秋の弱々しい日差しが駅の中まで届いている。駅構内をもっと具体的に。待合室、改札口、コンコース。字余りにしないほうがいいですが。
:細く日の差すが秋惜しむを良く表してる。
◇三四郎
じつと待つハチ公と秋惜しみけり
:ハチ公の銅像前で秋惜しむ風情が何となく心に響く。
◇野里子
秋惜しむ曳屋の生家きしみつつ
⇒生家が解体されないまま移動している。道路の拡幅にでも引っかかったのだろうか。小さいころからの思い出がつまった家だ。きしみ音がやるせない。
:秋惜しむ侘しさがきしみつつであらわされている。
◇糸
雲の縁当たる夕陽に秋惜しむ
⇒雲が夕日に照らされて逆光で周りが色づいているのでしょう。秋夕焼という季語がありますがその景ですね。夏の夕焼けと違って寂しい。
:雲の縁当たるとはよく観察してる。
ちょっと風邪気味。
水曜会合宿二日目
「いとしのエリー」桑田佳祐作詞作曲、横山潤子編曲。
最後に「ティオの夜の旅」全曲、「祝福」「海神」「環礁」「ロ-ラビーチ」。
水曜会合宿初日
その後、テナーのパート練習があり、7名参加。Kkさん、Ksさん、Nzさん、Tuさん、Urさん、Soさん。発声方法でいろいろ指摘があり、喉を開く、舌を緊張させないなどハーモニーの取りやすい歌い方の指導を受ける。
他のパートの指導で先生が戻るまでTbさん指導で「ティオの夜の旅」木下牧子作曲の「環礁」の譜読み。
先生が戻られて「環礁」「ディオの夜の旅」を練習。音が取れなくて参った参った。何でこんなに難しいんだ。「祝福」「海神」「ローラビーチ」は不思議と何とか歌えた。