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点滴の滴々々と八月尽


大門句会勉強会の三四郎さんの句評をみる。
兼題は勝山さん出題の「八月尽。⇒が三四郎さんの句評。
◇光
八月尽お灸の痕の痒さかな
点滴の滴々々と八月尽
⇒お灸の痕って痒いものなんですか。知りませんでした。でも八月尽に今がたまたま八月の終りだと言う以上の意味が感じられない。いつでも成立する。
点滴の液がぽとぽと垂れるのを見ながらああ八月も終わりだなあとぼんやり思っている。こちらは点滴のぽとぽとと八月尽の「尽」が響いていますね。
点滴の滴々々と八月尽
薬液を見ながら淡々と流れていく時間が季語に響いている。
※私は何も考えることができませんでしたが、光さんは俳句作りされて凄い!!
その後いかがでしょうか?
野里子さん選。
点滴の滴々々と八月尽
→経験者は良くわかります。快復したら楽しいことが待っていることでしょう。
光さん;ゆっくり養生して下さい。
糸さん選。
八月尽お灸の痕の痒さかな
・・・痒みって、暑いときは強く感じるように思いますので、まだまだ暑いこの季節
と響くと思いましたが・・
:入院中だったので三四郎さんから、休んだらと言われたが、それならと無理して作った句。
糸さんの句評、嬉しい。
私の選句。
◇野里子
八月尽子供科学相談室
⇒夏休みの宿題の追い込みですね。この時期、科学館や博物館はノートを持った子供たちで一杯でしょう。
◇馬空
八月尽島の民宿休業す
⇒夏休みシーズンも終わって営業終了ですか。一抹の寂しさ。
◇はな
引つ詰めの三つ編み結うて八月尽
⇒いつも三つ編みにしているのではなく八月も終りだから髪形を変えてみたと取りました。気持ちも引き締まる感じがします。
◇勝山
宿題の終はらぬ気分八月尽
⇒八月の終りにまだなにかやり残したことがあるような気がする。宿題は終わったはずだけど何だったのか。
◇遊介
整理する写真数多や八月尽
⇒あちこちに出かけて写真を一杯撮った夏だったようですね。うらやましい。写真の整理も思い出を反芻するようで楽しい時間です。
◇糸
少しだけ寝汗の減りて八月尽
⇒さすがに八月の終りともなると夜は涼しくなって寝汗をかかなくなってきた。これも八月尽の感じ方ですね。
病院の花めぐり
主治医が来て、プレドニゾロンを徐々に減らして、5mg位になったら生物学的製剤の治療が始めると言う。まだ25mgで1週間に5mgずつ減らすのでかなり時間がかかる。
免疫力は落ちたままなので、マスク、うがい、手洗いを言われる。
写真は病院の花。
KmさんとKsさんが来てくれた
血液検査とレントゲンを撮る。
ニユーモシスチス肺炎の予防薬を飲む事になる。週に3回。アレルギーが出ない事を確認してから退院なので早くとも今週末。
プレドニゾロンを徐々に減らして、5mg位になったら生物学的製剤の治療が始まる。まだ5mg減った打だけで25mgなので長期戦になる。
すっかり遅くなってしまったが終わりにする。
Yuさん来る
大門句会勉強会に投句したと言ったら褒められた。
Sんとワイワイ楽しく談笑。まあ二人とも話題豊富だし聞き上手でもあるので話が尽きない。気が付いたら2時間超えていた。
外出
家で少し整理。あっという間に2時間が立ってしまう。
看護師さんが大丈夫と迎えてくれた。
息子が来る
Kmさんが来てくれた
夕食。大嫌いだったブロッコリーが入ってるが、これが美味しく頂けるようになってしまう。食べてみるとこりこりして美味しい。何故、これが嫌いだったんだろう。今まで何時もよけていたのでもったいないことをした。
点滴取れる
熱は下がり、呼吸困難は完全に治る。咳はまだ続く。主治医が毎日様子を見に来る。腎臓関係の数値は良くなったと言う。検査結果をみてプレドリゾロン30mgを3日位経ったら減らして行く。次第に減らすと関節リウマチの症状が再び出てくる。MTXはもう使えないので生物学的製剤を使う。治療薬の選択をしてるところだそうだ。なかなか一筋縄ではいかない。
ハーブティーを飲む会にSさんと参加して、マッサージまでして貰う。担当のおばさんから、入院すると奥様のありがたみがわかるでしょうと、言うので、普段からわかっていますと応えたら仲の良い事と言われる。
入院2日目
食欲が全く無かったが、お腹が空いて病院食が美味しく全部平らげる。
まだ点滴が続いているのであまり自由が効かないが、Sさんによるとむくんでいた顔が良くなったようだ。
多くの方にメール等で励ましの言葉を頂き随分力づけて貰う。
Sさんが来て、おしゃべりをしていくのが楽しい。
入院
熱下がらず

肺炎
リウマチの肩にお灸の残暑かな
リウマチの肩にお灸の残暑かな -光
あゆか△これでもかと暑さのだめ押しですね。
小雪 *意味がよくわかりません。肩にお灸をするほどの残暑? それともお灸は熱い、残暑だからなおさら熱く感じる?
:リウマチの炎症とお灸の熱さと残暑の暑苦しさを詠んでみたが。
日暮の遠のいてゆく大合唱 -光
三四郎*ひぐらしの物悲しい鳴き声に「大合唱」はふさわしくない。
:山ではまさに大合唱なんですが。
藪枯らしずるずる引くや庭の隅 -光
:何時もやってること。ほんとにつながってる。見上げれば正午の雲や原爆忌 -光
:平凡だった。
微熱あり床で黙祷原爆忌 -光
:今の私を詠んでみた。
体調が悪い時は、何時も良い句が出来ない。1時間くらい俳句の事を考えてようやく俳句モードに頭がなるが、その1時間がきつくて集中できない。休み休みに苦吟するので俳句モードになりきってないのだろう。体調の良い時に苦吟しよう。今は苦吟するときではない。
他の方の人気句。
秋暑し鏡の中にある素顔 -あゆか
糸 ◎夏の疲れが出た己が素顔。向き合って考えるも、背中に当たる日差しの暑いこと!「鏡」が生きていますね。
はな ◯何を思って鏡を見ているのでしょうか、もう少しで涼しくなるからとでも話しかけているのでしょうか、素顔の君はどんな人かなと思ってしまいます。
まーゆ○暑い時(疲れた時も)鏡に映る自分が年齢に正直でガックリ。
蒼月 ○女性の化粧はファウンデーションや日焼け止めを塗ったりさぞかし暑苦しいでしょう。すっぴんのままでいたいのにまだこの暑さ。鏡を見てため息をつく。
馬空 ○季語との離れ具合が良いですね。
小雪 △どんな顔をしているのでしょうね。もううんざり!という不機嫌な顔かな
秋暑し犬はますます犬臭き -勝山
小雪 ◎暑さと匂いは相関関係にあり。暑ければ臭い。犬の暑さにあえぐ声まで聞こえてきそう。
馬空 ○取り合わせが、良いことと句のリズムが良いですね。
野里子○毛足の短い犬も臭いますが、犬への愛情が感じられます。
遊介 ○愛する犬ながらこの気温の中の臭さには参ってしまう。犬も心なしか申し訳なさそうに耳を垂れ私を見上げている。「臭い」と言いながらも愛深い句です。
さら ○犬は独特の匂いがあります。私も十数年前に死んだ愛犬を思い出しました。あの匂いもくせになったりして・・・。
光 △犬はますます犬臭きとは実に面白い。
夢路 △匂いがするようです。犬も大変ですね。
日暮やこの矢印の先に宿 -勝山
馬空 ◎季語と宿の取り合わせが、中七の矢印によって絶妙な感じとなっています。
あゆか◎この辺の筈なのになかなか見つからない。林の向こうに民宿の矢印が見えてきた。蝉しぐれの中の景が浮かんで懐かしい。
はな ◯日暮によりひなびた宿を想像させます。
光 ○やっと目当ての宿の矢印が出てきた。周り中に日暮が鳴いてる。
糸 ○山間の宿でしょうか、日暮も目印になっていそう。
野里子○あと二分なのか二十分なのか。もうすぐ美味しい料理と酒が待っている期待感。
夢路 △暮の鳴く小径を地図を見ながら予約した宿を探していました。小さく宿の名だけの素気ない看板を見つけ何故か楽しみが倍増しました。
遊介 △本日宿泊する宿を探して田舎道をあるいは森の中を歩いているのでしょうか?中七が少し曖昧なように思います。
かなかなや棺に遺作の和歌納め -野里子
あかね◎葬儀に亡くなられた方がとても好きな和歌を納めるのですから周りの人に愛された優しい人を想像いたします。ひぐらしの鳴き方がかなしげです。
さら ○自作の和歌と共にかなかなの鳴き声に送られて旅立ったのですね。私も警察官だった兄の柩につたない句を入れました。
蒼月 ○ご家族が亡くなったのだろう。棺に辞世の句を納めて故人を偲ぶ。かなかなの鳴き声が悲しみを強くする。和歌に日暮が詠まれているのかもしれない。
三四郎△辞世の句は死後に披露されるために遺すものだから棺には納めないだろう。遺品のなかに短冊に書かれた歌があったのを納めたのかも知れない。
呉港の錆た鉄船藪からし -あかね
野里子◎呉・鉄船で戦争を連想させ、錆・藪からしで、戦後の長い時間とむなしさも連想させてくれます。
三四郎◎呉と言えば旧海軍工廠の町。今も海上自衛隊の基地があり造船所もあります。修理のために入港した船でしょうか。廃船かも知れません。鉄条網も見えてきます。藪枯らしの兼題にぴったりの状景をよく見つけました。
馬空 ○季語と錆びた鉄船が、よく響き合っています。
あゆか○軍港の賑わいは遠い日の事、錆た船が蔓に埋もれて寂しさを際立たせている。
糸 △「藪枯らし」は錆が似合うのですね。
悪筆も受け継ぎ硯洗ひけり -三四郎
さら ◎上手な句と思います。達筆を受け継げばよかったと思うのでしょうが・・・。ご自分が思うほど悪筆ではないと思います。
勝山 ○悪筆も硯とともに親から受け継いだのだと言っている。(本人の努力不足を棚に上げて。)しかし、硯を所持してそれを洗う人が言う悪筆とは、本当の悪筆ではないと思う。掲句のような味のある書を書く人ではないだろうか。
糸 ○悪筆も受け継いでしまったと嘆きつつも、愛着が出てきた、まあいいかー。
夢路 ○母はいつも私の悪筆を嘆いていました。父は池大雅が好きでした。誰からこの悪筆を受け継いだのか考えてしまいます。
遊介 ○形見の硯を洗いながら、そう言えばあの人も悪筆だったなぁと思う。立派な硯は嬉しいが、この悪筆はまいったなぁと苦笑い。硯洗いながらいろいろと感傷にふける作者の気持ちがわかります。
光 △悪筆を受け継いでしまったが硯だけは洗っておこう。
折り鶴の尾は天を指す原爆忌 -夢路
まーゆ◎鎮魂の折り鶴の尾は本当に天に向ける為にあると思いました。
あかね◯折り鶴が飾られているのは見てましたが、尾が天に向かい祈りをささげている象徴なのですね。今年はオバマ大統領もいらして素晴らしい年でした。平和は本当に有り難い事だと思います。
光 ○オバマ大統領の折り鶴の尾も天を指していた。
野里子◯小さい折鶴と大きな天の対比。尾の先端のとんがりが何かを示しているよう。
三四郎○もともと折り鶴の尾はぴんと上を向いているもの。でも原爆忌の今日、見てみるとその尾は天を指していると感じた。
小雪 ○なるほど、そういう見方もありますね。祈りの手のように天を指している…。
はな △小学生の時、学校で佐々木禎子さんの黒白?映画を観ました、原爆忌はその映画で観た折り鶴の事を思い出します。
終戦の日
夏山断念
迎え火
元気を貰った
仕事は7月にプロジェクトが終わって暇だと言う。上司に新しいプロジェクトを調べてやらせてくれと言ったら、忙しかったんだからしばらく休むようにとほかの人に回されてしまったと言う。すっかり仕事人間になってる。2,3か月くらいはのんびりすればいいのにと言ったが、あんまりその気にならないようだ。
内村選手とオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)選手
空咳
体操団体優勝
申年の梅干す笊を十とせり
◇光
申年の梅干す笊を十とせり
日の光待ちかね妻は梅を干す
⇒申は十二支の十番目の干支。だから笊も十個ですね。戌、亥までは干支に合わせて、子、丑になったらまた考えよう。
今年は梅雨明けが遅れてなかなか晴れなかったが今日は快晴。さあ恒例の梅干しだ。でも働くのは自分ではなく妻なんですね。
:Sさんに教えてもらったが申年の梅は特別。
「申年に採れる梅は、昔「申梅(さるうめ)」と呼ばれ、縁起の良い食べ物とされてきました。そのように言われるようになった由来は、なんと平安時代までさかのぼります。流行り病が大流行したとある申年、当時の天皇(第62代村上天皇)が梅干しを食べて病を治したとのエピソードが言い伝えられているのです。また、江戸時代のある申年にコレラが流行った時、梅干を食べていた人は感染を免れた・かかっても無事だった、飢饉の年(こちらも申年)に梅の栽培がさかんな紀州藩では犠牲者がほとんど出なかった等の逸話もあります。」と言う事だそうで、句にしてみた。十は特別なので多く作ったという意味と、申年の干支の順番と両方の意味。
梅干しの時期になるとSさんは天気予報を確認し晴れるとさっと笊を並べ、雨降りそうになると笊を中に仕舞う。大変忙しい。
私の選句。
◇野里子
踏み場なく濡れ縁を占め梅筵
⇒熟した梅の赤紫色と干し梅の匂いがあたり一面に広がっているのが実感できます。
◇馬空
田畑を継ぐ子は無しや梅漬ける
⇒農業を継ぐ子がいないのはしかたないが、梅干しの作り方ぐらいは息子の嫁に伝えておきたいが。
◇勝山
梅干を最後に食ひて飯終へる
⇒どの順番に食おうと勝手ですが、梅干しが最後とは意外です。梅干しの酸っぱい味の余韻を楽しむ?
◇三四郎
潮風に干梅匂う通学路
タンパク質の会
梅干しとイチジク
テナー打ち上げ
YH会
ああ.Gloria
.Gloria
リズムが難しいので最初はリズムだけで楽譜を読む。
譜読みから歌詞をつける。
最初からメロメロ。
パートごとに練習。
テナーはKkさんだよりだが、あんまりKkさん頼るとKkさん抜きでと言われてしまう。抜きで歌うと声が小さくなる。
これで音取りしたのと言われてしまう。
上手くいったのは最後のa-menくらい。
リズムがジャズなので歌う立場だと実に歌いにくい。
テナーはパートが分かれ何のでまだましだが、他のパートはパートが分かれて大変そう。アルトは難しい。
休憩時間。
見学者がバスに来ている。関西から関東に戻って来て合唱団を探してるようだ。40年のベテラン。すぐに楽譜を渡されて歌うのは凄い。
Yhさんの入院先に訪問したMkさんの報告がある。
MrさんからKhさんの山の写真を受け取る。
後半、一度Gloriaを通して歌う。まあはじめはこんなものかなあ。
.Kyrie
を歌って終了。
疲れた。でも来てよかった。体も寝てた割には調子が良い。
帰りにKeさんと一緒でいろいろ話が出来て楽しかった。