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害虫も食べているぞと稲雀
昨日の疲れは、朝起きたら、かなりとれている。
庭の黄色い花。名前はわからないがSさんの手入れが良くて一杯咲いた。

タマスダレ。次々と咲く。

ピンクのサルビア。種で増える。

慶東戦に行きたかったが、昨日随分歩いたので、自重した。9-3で勝利。東大は強くなったが粉砕。
大門句会勉強会その188の三四郎さんの句評を見る。
⇒は三四郎さんの句評。
◇光
チュンチュクと木立の中の稲雀
害虫も食べているぞと稲雀
⇒木立をねぐらにしているのでしょう。よく群れて鳴いています。しかし、稲雀という季語は熟した稲に集まってくる雀を指しますので木立の中の雀は稲雀とは言いません。
雀は稲を食べる害鳥と考えられがちですが、害虫を食べる益鳥の面もあるそうですね。害鳥、益鳥という分類も人間の勝手な分け方です。稲雀が稲をせっせと食べながら害虫も食べているから大目に見てよと言っているのでしょう。
:木の中で一杯群れて鳴いてる雀を見たのでつい詠んでしまった。
中国で雀を害鳥と言うことで駆除したらイナゴが大発生して大被害をこうむったという話がある。
私の選句。
◇野里子
CDの吊られしままや稲雀
⇒雀はキラキラ光るものを嫌うため銀色のテープを張ったり古いCDをつるしたりします。でも雀たちもすぐに慣れてきてだらりと垂れたCDを無視して稲に群がっているのでしょう。
◇蒼月
群がりてかしましきかな稲雀
⇒稲雀の群れは鳴き声も羽音も半端ではないですね。
◇遊介
道草の子等を遠目に稲雀
⇒道草の子が田んぼの向こうの小川かどこかにいてこちらには稲雀の群れ。人間が近くにいないことを確かめながらせっせとついばんでいるのでしょう。
◇夢路
稲雀四十五度に宙を突く
⇒縦横無尽に飛び回っている稲雀の群れが斜めに上昇した。その角度が四十五度。理科的な正確さの表現がユーモラスです。
◇三四郎
山寺の鐘は暮六つ稲雀
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