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2013-07

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夏帽子脱いで白髪を整えり

大門句会吟行に出かける。
吟行であるが、兼題も三四郎さんから与えられる。「夏の川」「隅田川(非季語)」「夏帽子」。
行く前に少し作って、Sさんに見て貰うがSさんも出かける間際だったので充分には見て貰えず、何時ものように添削もして貰えなかった。
水上バスの待ち合わせ時間まで、2時間余裕があれば、何とかなるだろうと出かける。
吟行の場所は、浅草。暑いので各自、自由吟行して合流することになっている。句会参加者は13名。
浅草駅に着いてまずは雷門に向かう。休日なので善男善女でごった返してる。外国人も多い。
「941年、安房国の太守であった平公雅が、武蔵国への配置転換を祈願。翌年、配置転換の願いが叶ったことから、新天地での天下泰平と五穀豊穣を祈願し伽藍などの寄進を行った。初代の雷門に相当する門は、その際に造られたとされる。 雷門の呼称は、江戸時代の川柳に初めて登場するが、それ以前のいつの段階から呼ばれるようになったかは不明である。知名度に関しては、雷門の名が書かれた提灯が1795年に初めて奉納されており、浮世絵の題材に用いられたことから、以降、日本各地へ浸透したものと考えられる。」
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仲見世通りはごった返してる。
「仲見世は日本で最も古い商店街の一つです。徳川家康が江戸幕府を開いてから、江戸の人口が増え、浅草寺への参拝客も一層賑わいましたが、それにつれ、浅草寺境内の掃除の賦役を課せられていた近くの人々に対し、境内や参道上に出店営業の特権が与えられました。これが仲見世の始まりで、元禄、享保(1688? 1735)の頃といわれます。 江戸時代には、伝法院から仁王門寄りの店を役店と呼び、20件の水茶屋が並び、雷門寄りは平店と呼び、玩具、菓子、みやげ品などを売っており、次第に店も増え日本でも一番形の整った門前町へ発展していきました。」(クリックすると拡大)
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伝法院通りの白波5人男の弁天小僧菊之助。
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日本駄右衛門。
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スカイツリーが遠望。
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宝蔵門。「『応永縁起』によると、安房守平公雅が武蔵守に補任された天慶5年(942)、その祈願成就の御礼として建立された。」
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浅草寺本堂。「浅草寺縁起(由来)  時は飛鳥時代、推古天皇36年(628)3月18日の早朝、檜前浜成・竹成の兄弟が江戸浦(隅田川)に漁撈中、はからずも一躰の観音さまのご尊像を感得した。郷司土師中知はこれを拝し、聖観世音菩薩さまであることを知り深く帰依し、その後出家し、自宅を改めて寺となし、礼し供養に生涯を捧げた。  大化元年(645)、勝海上人がこの地においでになり、観音堂を建立し、夢告によりご本尊をご秘仏と定められ、以来今日までこの伝法の掟は厳守されている。  広漠とした武蔵野の一画、東京湾の入江の一漁村にすぎなかった浅草は参拝の信徒が増すにつれ発展し、平安初期には、慈覚大師円仁さま(794~864、浅草寺中興開山・比叡山天台座主3世)が来山され、お前立のご本尊を謹刻された。 鎌倉時代に将軍の篤い帰依を受けた浅草寺は、次第に外護者として歴史上有名な武将らの信仰をも集め、伽藍の荘厳はいよいよ増した。江戸時代の初め、徳川家康公によって幕府の祈願所と定められてからは、堂塔の威容さらに整い、いわゆる江戸文化の中心として、大きく繁栄したのである。」
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お参り。
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天井の川端龍子 画「龍之図」。
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堂本印象 画「天人之図」。
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本堂から眺めた宝蔵院。凄い人人人。
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何か閃かないかと境内を散策。
「銅造宝篋印塔 宝篋印塔は「宝篋印陀羅尼経」という経典に基づいて造立された塔である。本塔は江戸時代中期以降に流行した、屋根型の笠をもつ宝篋印塔で、時代性をよく表している。基礎に刻まれた銘文から、天明元年(1781)に鋳物師西村和泉守が製作し、・・・」
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小さな渓流がある。外人の子供が鯉を指さして声を上げて喜んでる。
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「現存する都内最古とされるこの石橋は、元和四年(一六一八)浅草寺に東照宮(現存せず)が造営された際、参詣のための神橋として造られたものである。」
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影向堂「観音さまのお説法やご活躍に不断に協力されている仏さま方を「影向衆」とお呼びし、これらの仏さまをおまつりするお堂。」
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小池の側にお堂。
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薬師堂。「慶安2年(1649)、江戸幕府第3代将軍徳川家光(1604~51)の再建による三間四方のお堂は「橋本薬師堂」と呼ばれ、浅草寺に現存する古建築の一つ。」
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五重塔周辺の石の獅子。
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お水舎。「高村光雲作の龍神像(沙竭羅龍王像)をまつる。」
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五重塔。「浅草寺の五重塔は、天慶5年(942)平公雅が本堂と共に建立したのを初めとして、その後数度倒壊、炎上に遭ったが、その都度再建された。」
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大草鞋。「高さ 4.5m・幅 1.5m、重さ 500kg、藁 2,500kg使用。山形県村山市有志より平成20年(2008)10月奉納〔昭和16年(1941)の初回以来、7回目〕 わらじは仁王さまのお力を表し、「この様な大きなわらじを履くものがこの寺を守っているのか」と驚いて魔が去っていくといわれている。」
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浅草神社。
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参拝。
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観光は楽しいが一向に浮かんでこない。一休みして苦吟。
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一杯句材はあるが、全く閃かない。暑いからかなあ。スポーツドリンクばかり飲む。
あきらめて歩き出す。
母子地蔵尊。「母子地蔵は、第二次世界大戦末期混乱の中、満州から日本へ帰ることが出来なかった母子の霊を慰めるために建立された地蔵。当時中国北東部の満州で命を落とした日本人は20万人を超え、生き別れになった母子も数知れずといわれている。その方々の霊を慰めると共に二度と過ちを繰り返ないと言う思いも込められている。」身につまされる。合掌。
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水上バスの乗り場まで行く。
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乗り場の前で苦吟してたら、あゆか先生と三四郎さんが来る。乗り場に行ったら、遊介さん、薔薇(そうび)さん、のり子さん、蒼月さんらがいる。薔薇さんは童子の会のベテランで遊介さんの友人。偶然、あゆか先生の句集発表会で数十年ぶりに出会ったそうだ。
日の出桟橋までの船旅。
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隅田川を下って、橋を次々と潜り抜けて行く。何時もなら写真ぱちぱちのところだが、句が出来てないのでしかめっつらして句帳をにらんでる。
とうとうついてしまった。
大門句会の「日本橋亭」に着く。
参加者は多く13名。幹事の三四郎さん、あゆか先生、薔薇さん、馬空さん、遊介さん、はなさん、勝山さん、さらさん、のり子さん、糸さん、蒼月さん、夢路さん。まーゆさん、あゆかさんが欠席投句。
Sさんの力がないとやっぱり冴えなかった。
夏帽子脱いで白髪を整えり  光
遊介さん、薔薇さん選⇒御髪が気になるおしゃれなダンディな人。 三四郎さんから、旧仮名遣いなら「整へり」ではないかと言われた。新仮名遣いでいつも詠んでる。
:唯一Sさんが出掛けにまあいいかもと言った句。この頃、鍛えるために外歩く事が多く、帽子をかぶってる。汗が出るので、時々、帽子を取って拭う。その時、つい気になって髪をいじるのを詠んだ。ダンディと言われたのは嬉しいが、ダンディとは程遠い。
隅田川吟行なくばなお涼し  光
三四郎さん選:素直な句。Sさんの推敲が入ってたら選ばれなかっでしょうと言われてしまった。
:景色が落ち着いて見れずに水上バスの中で悔し紛れに作った句。
梅雨明けて魚跳ねるや隅田川  光
あゆか先生選⇒梅雨が明けて明るくなった様を、魚跳ねると詠んだ。
:山下公園の海で魚が跳ねていたのを思い出し、隅田川に想像して詠んだ句。
大道の芸人囲む夏帽子  光
:浅草神社で猿回しの大道芸人がいて、それを詠んだ句。猿回しとした方が具体的だったかもしれない。
雷門フリルのついた日傘行く  光
:美しい人がフリルのついた日傘をさしていたので、つい見とれてしまった。
私の選句。
油照り人形焼の顰め面  遊介
三四郎さん、薔薇さん、勝山さん、さらさん、光選⇒油照りと人形焼の組み合わせが面白い。暑苦しさを上手く詠んだ。顰め面はダメ押し。
大川に潮上がりくる土用入り  三四郎
あゆか先生特選、薔薇さん、のり子さん、夢路さん、光選⇒「潮上がりくる」勢いがある。「土用入り」は上げ潮みたいな感じがぴったり。
ハンカチは落とすためなり浅草寺  馬空
三四郎さん特選、あゆか先生、薔薇さん、はなさん、蒼月さん選句⇒小糸さんが以前詠んだ句の二番手。ハンカチは落として男の気をひく。何と罰当たりなと言う意見に、馬空さんは厄落としと言う意味もあると。
涼風や配管多き橋の裏  のり子
三四郎さん、あゆか先生、薔薇さん、はなさん、蒼月さん、光選⇒良く観察してる。さわやかさとごちゃごちゃさが上手く混在。
特選句。
船上に羅(うすもの)の女隅田川  蒼月
あゆか先生特選、薔薇さん選。:蒼月さんは着物姿の薔薇さんを詠んだとおっしゃる。
橋くぐるたびに涼しや隅田川  勝山
三四郎さん特選、あゆか先生、薔薇さん、はなさん、蒼月さん選。
角刈りの子夏の川にはもういない  あゆか
三四郎さん特選、馬空さん選。

季重ねについて、主体がどちらかかがはっきりしてれば良い。
この会は何時もながら、飲みながら食事しながら句会をするので実に楽しい。
薔薇さんは「童子」の大ベテランだが、うわさに聞いていたと言う。大変忙しい方だが、空いてる時には参加すると言う。遊介さんとは数十年ぶり。
夢路さんは久しぶりの参加。仕事が終わったので、これからは参加すると言う。
いあや、実に楽しかった。吟行で全く閃かなかったのが心残りだが、楽しかったからまあいいか。
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