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助六由縁江戸桜
歌の練習をしてから、Sさんのお供で歌舞伎座に行く。
Sさんは、別のお芝居を友人と見てから、歌舞伎座に来るので、一人で出かける。
東銀座の歌舞伎座口のお店を眺めていたら、声をかけられた。何とMdさん。やあ珍しやと挨拶。私のfacebookを見ていて、活躍してますねと言う。彼は歌舞伎好きで、よく来てるそうだ。ゴルフ仲間と一緒に来たみたい。(クリックすると拡大)

新しい歌舞伎座は二回目。Sさんは毎月来てる。


今日の出し物。


時間があったので、3階からパチリ。

席に向かったら、丁度Sさんが来たところだった。
お握りを二つ買ってきたので、休憩時間に分けて食べようと言う。Sさんは昼食を食べたが、私は抜きだと言ったら、一口食べたらあなたにあげると言ってくれた。優しいね。
一.鈴ヶ森
幡随院長兵衛 幸四郎
東海の勘蔵 團 蔵
飛脚早助 錦 吾
白井権八 梅 玉
「◆長兵衛と権八の出会いを描いた様式美溢れる名場面
東海道品川宿にほど近い鈴ヶ森。夜には盗賊と化した雲助が多数出没するところへ通りかかったのは、はかなげな美少年白井権八。暗闇から大勢の雲助が現れ襲いかかりますが、権八は見事な剣術で次々と斬り倒します。この様子を駕籠の中から窺っていた侠客幡随院長兵衞はその腕前に感心し、権八を匿うことを申し出ます。そして二人は江戸での再会を約束して別れるのでした。 鶴屋南北の歌舞伎味溢れる一幕をお楽しみください。」
立ち回りは形式化してるが、これが見ごたえがある。白井権八の梅玉は年取り過ぎてるなあと思ってみていたが、見てるうちに段々若々しくなってくるのはさすがである。
雲助が一杯出てきたが、これが面白かった。
幸四郎は貫禄の演技。
有名なせりふ。
随院長兵衛「お若(わけ)えの、お待ちなせえやし」
白井権八「待てとお止めなされしは、拙者がことでござるかな」
と白井権八の「雉も鳴かずば 討たれまいに、益なき殺生いたしてござる----。」
休憩時間。
お握りをSさんが一口食べた後、二つ渡してくれた。お腹が空いてたのであっと言う間に平らげる。昼飯を歌の練習が忙しくて忘れていた。(本当は、Sさんがいないので作るのが面倒でパス。)
緞帳の紹介がある。




まだ時間があるのでお店をうろつく。人形焼を買って貰いそれを食べてやっとお腹が落ち着く。
十二世市川團十郎に捧ぐ
二、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
河東節十寸見会御連中
花川戸助六 海老蔵
三浦屋揚巻 福 助
通人里暁 三津五郎
朝顔仙平 又五郎
福山かつぎ 菊之助
三浦屋白玉 七之助
奴奈良平 亀 蔵
国侍利金太 市 蔵
三浦屋女房お京 友右衛門
曽我満江 東 蔵
髭の意休 左團次
くわんぺら門兵衛 吉右衛門
白酒売新兵衛 菊五郎
口上 幸四郎
「◆江戸の粋を随所に魅せる豪華絢爛な舞台
賑わう新吉原仲之町。花川戸助六は夜ごとに吉原に現れては喧嘩を売っています。実は助六は曽我五郎で、相手に刀を抜かせて源氏の重宝友切丸の行方をさがしています。助六は、花魁の揚巻に執心の髭の意休へ悪態をつき刀を抜かせようとしますが、相手にされません。一方、白酒売の新兵衛は助六の実の兄で弟の様子を案じて意見します。しかし新兵衛は、紛失した刀詮議のためとの真意を知ると、助六と連れだって喧嘩をしかけます。そこへ兄弟の母満江がやって来て…。 歌舞伎十八番のひとつで、粋で華やかな江戸歌舞伎を代表する名作。十二世市川團十郎に捧げる一幕です。」
海老蔵の助六は、団十郎の息子だからと言うだけでなく、今後間違いなく当たり役になるだろう。外連味がなく荒ぶる魅力にあふれてる。私生活でいろいろ問題を起こしたが、そのことも、この役にはぴったり。
傑作は、三津五郎。参ったね。勘三郎の演ずるのを生前見たことがあるが、それに勝るとも劣らない。笑いが止まらなかった。歌舞伎役者はつくづく凄いなあと思う。 花道へ行ってから、海老蔵の長男誕生を祝い、市川家の跡継ぎができたこと、亡き團十郎がこの舞台を観ているとか、語ったのも良かった。
左團次、吉右衛門、菊五郎は其々素晴らしかった。役者じゃのう。
満足して帰る。今日は楽しかった。無論Sさんと一緒だし。
Sさんは、別のお芝居を友人と見てから、歌舞伎座に来るので、一人で出かける。
東銀座の歌舞伎座口のお店を眺めていたら、声をかけられた。何とMdさん。やあ珍しやと挨拶。私のfacebookを見ていて、活躍してますねと言う。彼は歌舞伎好きで、よく来てるそうだ。ゴルフ仲間と一緒に来たみたい。(クリックすると拡大)

新しい歌舞伎座は二回目。Sさんは毎月来てる。


今日の出し物。


時間があったので、3階からパチリ。

席に向かったら、丁度Sさんが来たところだった。
お握りを二つ買ってきたので、休憩時間に分けて食べようと言う。Sさんは昼食を食べたが、私は抜きだと言ったら、一口食べたらあなたにあげると言ってくれた。優しいね。
一.鈴ヶ森
幡随院長兵衛 幸四郎
東海の勘蔵 團 蔵
飛脚早助 錦 吾
白井権八 梅 玉
「◆長兵衛と権八の出会いを描いた様式美溢れる名場面
東海道品川宿にほど近い鈴ヶ森。夜には盗賊と化した雲助が多数出没するところへ通りかかったのは、はかなげな美少年白井権八。暗闇から大勢の雲助が現れ襲いかかりますが、権八は見事な剣術で次々と斬り倒します。この様子を駕籠の中から窺っていた侠客幡随院長兵衞はその腕前に感心し、権八を匿うことを申し出ます。そして二人は江戸での再会を約束して別れるのでした。 鶴屋南北の歌舞伎味溢れる一幕をお楽しみください。」
立ち回りは形式化してるが、これが見ごたえがある。白井権八の梅玉は年取り過ぎてるなあと思ってみていたが、見てるうちに段々若々しくなってくるのはさすがである。
雲助が一杯出てきたが、これが面白かった。
幸四郎は貫禄の演技。
有名なせりふ。
随院長兵衛「お若(わけ)えの、お待ちなせえやし」
白井権八「待てとお止めなされしは、拙者がことでござるかな」
と白井権八の「雉も鳴かずば 討たれまいに、益なき殺生いたしてござる----。」
休憩時間。
お握りをSさんが一口食べた後、二つ渡してくれた。お腹が空いてたのであっと言う間に平らげる。昼飯を歌の練習が忙しくて忘れていた。(本当は、Sさんがいないので作るのが面倒でパス。)
緞帳の紹介がある。




まだ時間があるのでお店をうろつく。人形焼を買って貰いそれを食べてやっとお腹が落ち着く。
十二世市川團十郎に捧ぐ
二、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
河東節十寸見会御連中
花川戸助六 海老蔵
三浦屋揚巻 福 助
通人里暁 三津五郎
朝顔仙平 又五郎
福山かつぎ 菊之助
三浦屋白玉 七之助
奴奈良平 亀 蔵
国侍利金太 市 蔵
三浦屋女房お京 友右衛門
曽我満江 東 蔵
髭の意休 左團次
くわんぺら門兵衛 吉右衛門
白酒売新兵衛 菊五郎
口上 幸四郎
「◆江戸の粋を随所に魅せる豪華絢爛な舞台
賑わう新吉原仲之町。花川戸助六は夜ごとに吉原に現れては喧嘩を売っています。実は助六は曽我五郎で、相手に刀を抜かせて源氏の重宝友切丸の行方をさがしています。助六は、花魁の揚巻に執心の髭の意休へ悪態をつき刀を抜かせようとしますが、相手にされません。一方、白酒売の新兵衛は助六の実の兄で弟の様子を案じて意見します。しかし新兵衛は、紛失した刀詮議のためとの真意を知ると、助六と連れだって喧嘩をしかけます。そこへ兄弟の母満江がやって来て…。 歌舞伎十八番のひとつで、粋で華やかな江戸歌舞伎を代表する名作。十二世市川團十郎に捧げる一幕です。」
海老蔵の助六は、団十郎の息子だからと言うだけでなく、今後間違いなく当たり役になるだろう。外連味がなく荒ぶる魅力にあふれてる。私生活でいろいろ問題を起こしたが、そのことも、この役にはぴったり。
傑作は、三津五郎。参ったね。勘三郎の演ずるのを生前見たことがあるが、それに勝るとも劣らない。笑いが止まらなかった。歌舞伎役者はつくづく凄いなあと思う。 花道へ行ってから、海老蔵の長男誕生を祝い、市川家の跡継ぎができたこと、亡き團十郎がこの舞台を観ているとか、語ったのも良かった。
左團次、吉右衛門、菊五郎は其々素晴らしかった。役者じゃのう。
満足して帰る。今日は楽しかった。無論Sさんと一緒だし。
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