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2011-01

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大門通信句会

ばたばたしていて三四郎さんから22日に送られて来た大門通信句会の句評を見損なっていたのでじっくり見る。
締め切り日を間違えて、大急ぎで作ったので結果は良くない。

兼題。
「霜」 傍題は多い。「霜焼」「霜柱」も可。
「人日」 1月7日のこと。
「雑煮」 (三四郎さんの)我が家は和歌山ですので丸餅に白みそです。
「夢」 無季語です。「初夢」でも可。

◎は特選、○は入選、△は次点。
閃朴先生、小雪先生、三四郎さん、さらさん、はなさん、勝山さん、馬空さん、遊介さん、あかねさん、まーゆさん、蒼月さん(選句のみ)が参加。
私の句。
霜柱ばらして眺む幼き眼  光
遊介 ○子供の好奇心。きらきらした目の子供が想像されます。「眺む」がちょっと気になります。眺めるは遠く全体を見るという意味でばらした霜柱は身の近くにあると思います。幼き眼ならば観察の観るという感じです。ひょっとしてこれは「挑む」ではありませんか?それならとても子供らしくてよいと思います。
三四郎○「ばらして眺む」はとてもいいが、「幼き」は説明しすぎ。(「眺む」は「見入る」のほうがいいか)
⇒公園で不思議そうにつついて覗いていた。もっと別な詠み方があったかも。

スキー宿耳栓をして夢に入る  光
勝山 ○はるか昔、スキーに夢中になって安宿に泊まった頃を思い出しました。
馬空 ○いびきで眠れない人の困った感じが耳栓に表れています。兼題の夢を上手く遣っていると思います。
三四郎*理屈を言えば、いきなり夢ではなくまず寝入ってから夢に入りますよね。
⇒蔵王ホテルの実体験。凄い鼾の合唱だった。

人日や雑煮の追加無駄になり  光
三四郎*七日になったので、という理由づけになっているのが気になる。
⇒Sさんが安売りしてると買ってきたが、息子達がいなくなると減らない。

初夢の特選俳句見当たらず  光
 ・余白コメント
[さら] 最後の“初夢の特選俳句見当たらず”を読んでドキッとしました。
小雪先生から「霜の句は私はうまく出来なかったのですが、良い句がたくさんありましたね。よかったよかった!
それに比べて初夢は総崩れ。
〈初夢の特選俳句見当たらず〉(光)
というのが妙に実感を持って迫ってきました。夢を具体的に表現するのはむずかしいものです。」
⇒苦し紛れの句でした。

人気句。
銭苔を載せてをるなり霜柱  勝山
さら ◎当地では霜柱を見なくなって久しいですが、この句は本当に鋭く観察をしていて感心しました。
はな ○しっつかりと地に付いている銭苔を載せるくらい固い霜柱、載せているが面白い。
小雪 ○こういう光景はよく見ますが、苔の種類まで言うとは…。しかも銭苔!なんとも面白い感性。
閃朴 ○この擬人化は許せる範囲内。

霜柱飴玉かりと鳴りにけり  はな
馬空 ◎かりの音が冬の霜柱に響く感じがします。飴玉と霜柱の取り合わせも意外性があって面白い。
光  ○霜柱と飴玉がかりと鳴ったのとの対比が面白い。すっきりした句。
勝山 ○飴玉の「かり」という音に冬の空気を感じました。
三四郎○水晶のような霜柱と飴玉のかりという音の取り合わせが乾いて冷たい外気を感じさせる。
小雪 △霜柱の硬質さと飴玉のかりと鳴る硬さとが響き合って、美しいハーモニーが…。
閃朴 *「飴玉をかりと齧るや霜柱」で○。

影となる屋根の形に霜残る  勝山
小雪 ◎雪もそうだが、霜も確かに影になるところではなかなか溶けない。でも、屋根の形とはよく写生したと思う。田舎だけでなく郊外の住宅街にもありそうな景。
まーゆ○影のところだけ霜が残っている光景よく表現されてよいです。
三四郎○確かにひとつの発見です。こんなところに目を付けた感性に感心した。
閃朴 ○よく見ているが、やや説明っぽいのが残念。

グラウンドの霜踏みつけてキックオフ  あかね
遊介 ◎寒そうな朝練の光景です。吐く息も感じられます。練習後はきっとグチャグチャになる選手とグランドでしょう。爽やかでよい句と思います。霜の句はなぜか踏むという句が多いですね。おもしろい。
三四郎◎乱暴な言い方がかえって選手達の元気さと男らしさを感じさせる。「霜」という典雅な季題のイメージをひっくりかえしたところがいい。

霜晴れの竿いっぱいのおむつかな  まーゆ
蒼月 ○冬の朝、天気がいいので洗濯物を干します。まっ青な空に白い洗濯物の対比がいいですね。でも最近おむつを干す光景は見なくなりましたね。
光  ○明るくてすかっとした句。
遊介 ○部屋干しにはもううんざり、晴れ間なれば霜が降りようがなんで外に干す。空いっぱいに広がる洗濯物が目に浮かびます。
はな ○冷たい空気の中の洗濯物(洗濯物一般の)の匂いが感じられ気持ちの良い句である。
勝山 ○さわやかな印象の句。干されたおむつに生命感や前向きな気持ちを感じます。昭和的な風景。
馬空 ○おむつがいっぱいが霜晴れの日の青い空を思い起こさせ気持ちが良い。
三四郎○一番の人気句でした。向こうには東京タワーが見えたりして。
小雪 △雪晴れならわかるけど、霜晴れに竿いっぱいのおむつはどんなものでしょう。霜が下りるくらいならたぶん晴天続きの地方ではないかと思うのだけれど…。

格子戸に忌中の札や霜の花  三四郎
蒼月 ◎最近は格子戸も減りましたが、主の亡くなったひっそりした家と霜の朝の対比が美しいですね。
はな ○悲しみの中でもきれいにだんだん伸びていく霜の花、対比がうまい。

幼子の席にも並ぶ雑煮箸  はな
閃朴 ◎まだ一人では雑煮を食べられない幼児にも一人前に箸を並べて、正月のあらたまった雰囲気が出ているのがよい。

人日やあつけらかんと夫昼寝  さら
光  ◎賑やかだった正月が過ぎて疲れたんだろう。あつけらかんが全てを語っている。
遊介 ○お正月最後の人日に昼寝する夫を恨めしく思う。あつけらかんという言葉で全て作者の気持ちが判ります。平和なカップルですね。
はな ○何事にも振り回されない昼寝の妻、あつけらかんがいい。季語との離れ具合がいい。
小雪 ○お正月も終わったことだし、昼寝でもするかあ、という定年後ののんびりした夫婦。仕事はじめの忙しい時期なのにね。

先生の句。
湯煙をかぶる地蔵やはだれ霜  閃朴
はな ◎湯煙と地蔵の組み合わせがいい、そしてはだれ霜により一変に寒いひなびた景が浮かび上がる。
蒼月 ○温泉と霜、情景が浮かびます。
三四郎○ところどころ地が見える「はだれ霜」が温泉の暖かさも感じさせる。

一夜明け泊り客絶え霜柱  閃朴
光  ○客がいなくなった静けさを霜柱で表現している。
はな ○早朝に客は旅立って旅館の静けさと霜柱がより冷たさを感じる。

またひとり家族減りたる雑煮かな  小雪
さら ○目出度かるべき新年の雑煮を食べる家族が又一人減ったという句。何故かとその理由をさまざまに想像しました。
遊介 ○新年を祝うお膳なのにとてもさみしい感じ。家族其々の思いがしみじみ出ています。
閃朴 △「…の減るや味噌雑煮」とかでは?

人日のてこでも動かない私  小雪
蒼月 ○正月ぐらいゆっくりさせてよ、という気持ちが伝わりますね。作者は女性?と思ってしまうのは古い人間だから?
勝山 ○自分のことをもう一人の自分が句にしている点が不思議。若い女性か?!

人日や庭に訪ふ声したる  小雪
さら ○来訪者が玄関からではなく庭から入って来たのは作者と余程親しいからでしょう。その後の会話も想像できるようなほのぼのとした句です。
蒼月 ○訂正後の句がすっと入りました。三が日も過ぎ、ほっと一息ついたところに訪問客が現れた、めでたさもある情景ですね。
三四郎○正月気分も薄らぎいつもの暮らしが戻ってきた様子がさりげなく描写されている。

歌の練習。さだまさしのリズムが合わず。
ブログは大分追いついてきた。
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